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依存は悪くない

ヒーリングのセッションをしていて何度か質問されたり言われたりすることがあります。

ヒーリングは依存させるものなんではないのでしょうか?

クライアントさんの中には依存は悪いものと思っていて、ヒーリングは依存させるものだからいけないものだ。
と思っていらっしゃる方もいます。

そんないけないと思っているにも関わらず、どんな思いがあっていらしてくれるんだろう?と私は胸が痛くなることもあります。

先ず、依存は悪いことでしょうか?


赤ちゃんは周りの助けがないと生きていけません。そして育っていく過程で自分で生きていく力を身につけていきます。
大人になったからには、赤ちゃんじゃないんだから依存は恥ずかしいことだ、とも捉えることもできますね。
私も以前は依存はいけないことと思っていて、過剰に自分を強く見せようとしたり、弱い自分を責めていました。

けれど、自分一人ではどうしても辛く、大変な状況などの時は人の力を借りてもいい、というかそうしなければ大人になった今も生きていくことは難しいと感じています。

自分の弱さを受け入れることは実は強いことでもあり、大人の自分でもあると思うのです。

依存したい自分、というのを受け入れてあげると、不思議にそこから子供の自分が安心し始め、大人の自分が成長していく一歩となります。
これは、一つそれが終わったからもう一生安泰、というわけではなく深まっていくものです。

だからヒーリングは依存だ、キリがない!

という声も聞こえてきそうですが、先ずは自分で自分の依存性を認めてあげたり、そのほかにも悩んでいることがあったら時間をとって内省してあげたりする。
次に自分一人では無理そうだなあ、と感じる時は友人やご家族、信頼のできる方にお話ししてみる。
そして最後にそれでも辛いなあ、と感じる時はプロの手を借りて信頼できる先生やプラクティショナーの方にお願いするのがいいとおもいます。

そして、だいたいヒーリングを定期的に受けていると、自分の内省する力や考え方、物事の捉え方が変わってくるので、ご自身で最後は卒業されて行かれます。
または、何かあった時にまた来られたり、定期的にチェックされにいらしたりしてくれる方もいます。

私自身、ボディワークやヒーリングは自分のメンテナンス、ケアのために受けています。特にヒーリングは自分の課題があって、大きな節目やちょっと助けが欲しいなあ、という時に受けに行っています。
こうやってもう少し、ヒーリングがカジュアルで身近な側面もあるということが増えるといいなあ、とも感じています。

話は逸れましたが、依存は悪くないです。
そしてヒーリングは依存させるものではないです。

自分自身が幸せにしてあげることができるのです。
読んでくれて、ありがとう。

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