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徳島 アゲイン 神山編


前回の出羽島から神谷に住む歯医者さんの御宅に遊びに行きました。

徳島駅から早朝バスに乗って神山に到着。

お庭のデッキで美味しい朝ごはんを頂きました。お庭には栗の木も桜の木もあって、小鳥がピーチクパーチク遊びに来ます。のどかすぎて、ここにずっといてもいいかなって気持ちになってしまう。9月の丁度気候がいい時期。
パンもコーヒーも友人の作ってくれた青汁も美味しい。なんだかオシャレなカフェ見たい。羨ましいなあ〜と写真を撮ったところ、「え?これうち?」と友人が写真を見て言いました。そうですよ、何気ない一コマが美しく見えるって旅の醍醐味だけど、本当はいつも自分が過ごしている日常もきっと美しいんだろうな、毎日同じって思ってしまっているからつまらなく見えてしまうんだ。写真ってその人の見ている世界がそのまま写るんですね、それに気がついた瞬間。

その後、台風が去った後の雨乞いの滝に向かう。

前日の台風で水量がいつもより増しているとのこと。この写真の後の道は道がもう滝となって水が流れていました。

大きい滝、滝壺の麓まで登っていきます。

青空と緑と滝のコントラストが綺麗!いつもは本当はこんなに水量はなくて、写真の真ん中左に小さく見える石碑のところまで登っていけるそう!そして滝の裏側を通って反対側から下に降りられるそうです!でも、水量が低いときだって結構命がけ!

雨乞いの滝の後はもう少し登山して悲願寺に到着。丁度日が差していて、空気が凛として綺麗で思わず、はあ〜、と友人と一緒にため息が出てしまいました。

ハワイ島に住んでいたときは毎日、朝日や夕日、空や雲、雨、海、山、亀、魚、イルカ、クジラ、花、木々、溶岩の大地、流れ行く溶岩、虹、雲、月、星、空気に感動していました。それは学校と家の行き来だけの日でも十分に感じられる環境でした。日常が毎日、非日常のようだったのです。辛いことや悲しいことがあっても、その日の何かしらの景色が寄り添ってくれていました。私の住んでいたヒロは、雨の街。連日続く雨はうんざりしてしまうけど、雨の名前の種類が100以上あるハワイ語、祝福を意味する雨もあって、優しい雨が降る祝福の雨の日は雨が本当に好きになりました。

今回の徳島の旅、旅視点からとても心洗われる思いでしたが、一緒に遊んでくれた地元の友人は、台風が去った後の夏の勢いが残る山々の間で、今日の神山は最高!と嬉しそうに運転してくれたのが印象的でした。

日本に帰ってきても、私もそのハワイ島にいたときのような視点で空や自然の中で過ごしたいと思っています。旅も大好きですが、日常からそれを体験して発信できればいいなと思っています。
どこにいても私なのだから、心地の良い方へ向かっていこう。
次回はどこにいるのでしょう?では!


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