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祈りの国バリ

さて、2018年、第3弾の旅はバリ島でした。

人生初のバリ、南半球でアジア、ポリネシアとは違った雰囲気です。
予想はしていたけど、観光地としてリゾート地として自動車とバイク、人の波に押されてきました。

25年前に最後のバリを見た一緒に連れて行ってくれた方が、昔と風景が全く違うことをつぶやいていました。

そんな中で、バリは祈りの習慣が残っていて、地元の人たちが海で、寺院で、街の片隅でお祈りをされているのをよく見かけた。
ああ、お祈りでこの土地は保たれているんだな、と思った。

それでも海はやっぱりよくって、ゴミが浮いているのが悲しかったけど、ほっとできる時間です。

ウブドの方に移動、ライスフィールドが広がります。

とあるホテルに泊まらせていただきましたが、とある王族の土地に建てたホテルです。
建てる時もシャーマンの方にその土地に建てて良いか最初にお伺いをたててから、人の手を入れてはいけない場所、神様が祀られている場所、山と緑、川の地形を生かした景観を壊さないように造られた宿泊場所、大きく3か所に分かれていました。
写真は神様が祀られている場所に近いヨガスペースです。
神様に近い場所なのでここでのアクティビティは無料で受けられるようになっていました。

ホテルの敷地内にはオーガニックの畑もあります。

今回の旅、観光地化が進んだ土地でこのまま進んだらどうなってしまうのだろう?とドキドキすることも多かったのですが、自然を保ちつつ、どうやったらみんな(動物や植物も含みます)上手く回っていくだろう?と真剣に取り組まれている方や場所に出会った旅でした。

ホテルのオーナーさんが大切にしていること。お客様の喜ぶことを一番に考えて行動しなさい、ということ。地元のスタッフの南国のおおらかさ、優しさ、決してマニュアル化しきれない、その部分が私はとても胸がきゅんとしました。個人的にはそこは残しておいてほしいな、と思いました。
そして、このホテルで働けることをとても誇りに思っているスタッフの方の表情が印象的でした。

美味しいジュース。キュウリのジュース。エステもしてきたよ。

新月の夜明けはバリで迎えました。

今年も月の満ち欠けとともに過ごしていきます。よろしくお願いします。

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