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〈LANSCOPE PEOPLE Vol.14〉データアナリスト 芝田 沙織さん|MOTEXにデータドリブンの文化を築く

エムオーテックス(MOTEX)デザイン戦略チームです。
MOTEXが提供するサイバーセキュリティのプロダクト・サービス「LANSCOPE」に携わる人たちへのインタビューを通じて、MOTEXの思想やカルチャーを紐解く「LANSCOPE PEOPLE」。
Vol.14は、各部署のニーズに応じたデータ活用支援を通じて、データドリブン文化の構築を推進するデータアナリスト 芝田 沙織さんにお話を伺いました。



—— 芝田さんの所属チームについて教えてください

芝田さん(以下、敬称略):管理本部 BX推進部の中にあるBIグループに所属しています。
BIグループが掲げる「MOTEXにデータドリブンの文化を築く」というビジョンと、「意思決定の基になるデータと分析技術を提供する」というミッションのもと、営業やカスタマーサポート、マーケティング、人事総務など、すべての部署のデータを扱い、各部署のニーズに合わせた支援を行っています。

—— データドリブンの文化を築いていく中で、工夫していることはありますか?

芝田:データを活用して各部署のニーズに沿った支援を行なっていく中では、営業やマーケティング、経理、人事総務などのさまざまなデータを扱うのですが、ただデータを加工したり可視化すればいいというわけではないんですよね。依頼いただいた方のニーズに合った支援をするためには、その分野の業務知識も必要になってくるんです。
私は営業支援の経験はあるので、営業チームから求められていることは理解しやすいのですが、例えば経験したことがないマーケティングに関するデータを扱う場合は、MOTEXのマーケティングチームが何をやろうとしていて、そのためにどんな支援を必要としているかを知る必要があります。
そのため、依頼いただいた意図を正確に理解するために、何度もミーティングを重ね、詳しく話を聞くこともあります。

—— では、データドリブンの文化を築いていく中で、苦労していることはありますか?

芝田:他社さんからよく話を聞くような苦労は、弊社にはあまりないように思います。
例えば、データドリブン文化を築いていく一環として、BIツールを導入しようとすると、これまでExcelを駆使してデータ活用してきた人たちから、「それってExcelでもできますよね?」という意見が返ってきて、話がなかなか進まないという話を聞きます。
しかし、MOTEXの場合は、そういった人たちも、BIツールの導入にも乗り気で、否定的な意見もほぼありませんでした。新しいことに挑戦したり、新しいものを取り入れることに前向きな空気があるのはMOTEXの文化なんだと思います。
また、いざ「データ活用を進めよう!」という状況になった時、「あれ? そもそもデータがない…」みたいな話も他社さんからよく聞きます。必要な情報をなかなか入力してもらえないといった話も。
こういったこともMOTEXにはありませんでした。上の方々がデータの重要性を理解しているので、こういう分析をするためにこういう情報を入力してください、ということをトップダウンで話してくれるので、進めやすかったですね。

 

—— データドリブン文化を築くためのアクションをしてきて、現状ではどのような成果がありますか?

芝田:営業チームでは、課ごとのミーティングや本部会議といった大小さまざまな会議で、BIツールの画面を使って発表するようになりました。
BIツールを導入する以前は、各部署が独自の判断でデータを選び、それぞれの視点で解釈して資料を作成していました。しかし、このやり方では、部全体で数字の整合性がとれないという問題が生じていました。
BIツールが浸透した今では、データの一貫性が保たれるようになり、数字の矛盾もなくなりました。
また、資料作成にかかっていた膨大な時間が削減され、その分、本来の営業業務やデータを活用した新しいアイデアを考える時間に充てられるようになりました。

—— 芝田さんが感じるLANSCOPEの強みを教えてください

芝田:データによる営業支援をしている立場から言うと、販売代理店様を通じて、ユーザーや販売代理店様に関する詳細な情報を集められることは、LANSCOPEならではの強みと言えるかもしれません。
販売代理店様から製品の注文を受ける際にもらう申請書に、かなり詳細なユーザーや販売代理店様に関する情報が記載されているのですが、他社さんの話を聞くと、意外にもそこまで詳細に情報を取っていないところが多いようです。
MOTEXでは、これらの販売代理店様から提供される詳細なデータを活用することで、自社製品をユーザーに届けるために必要不可欠な販売代理店様からの協力を得ることができ、さらに、販売代理店様ごとの得意地域や所属部門別でのプロダクト販売数などを細かく分析することで、効果的にLANSCOPEを必要とする潜在顧客にアプローチすることができています。

—— MOTEXが掲げている3つのValueの中で、特に意識しているものや好きなものを教えてください


 

芝田:一番意識しているというか、好きなものは、「自分と誰かをワクワクさせる熱量を。」ですね。
私は、自分が楽しいと思える仕事じゃないとできなくって。自分が楽しいと思える仕事をして、ワクワクしながら「このアイデアよくないですか!?」くらいの熱量を持っていないと、一緒に仕事をする相手も「じゃあそれでいきましょう!」という気持ちにはなってくれないと思います。
「熱量」って言うと少し暑苦しい感じがしちゃうので、私は「ワクワク」寄りで、「それ、おもしろいね!」「いいね、やってみよう!」といった気持ちを大切にして、いつも仕事に取り組んでいます。

—— MOTEXを人格や人の性格で表すと、MOTEXとはどんな人でしょうか?

芝田:悪い意味ではなく、すごく不器用だと思います。すごくしっかりビジョンを持っている会社で、全員が全力でそこに向かっていくんですが、そのやり方がすごくスマートなときもあれば、すごく泥くさいやり方のときもあって、ギャップがあるんですよね。
基本的にはスマートなんですけど、たまにすごく泥臭くやることもある。「MOTEXとは“不器用な人”」ですね。

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