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オンラインでのチームビルディングをうまくやるコツ

リアルで深いコミュニケーションができる合宿オシではありますが、コロナにより集まりにくいからといってチームのコミュニケーションをやめちゃっていませんか?

チームの関係性は生き物のようなものなので、チームビルディングは一度集まってやったからでおしまいではなく、継続するのがポイント。コロナ状況によって集まりにくい時は、オンラインでやって、行けるチャンスにサッとオフサイトや合宿で集まるのがおすすめです。

オンラインでのポイントをご紹介します。

テーマ設定

チームの現状と、これからどんな状態になるといいか?に基づき、そのためにはどんなことが話せるといいか?というテーマを設定します。

例えば、

これからプロジェクトを立ち上げる時、
一緒に仕事をするのが初めてでお互いのことがよくわからない

そんな時は、
お互いの強みと人となりを知り合う、プロジェクトのゴールを描く
などのテーマなんかがいいと思います。

モードチェンジ

テーマが決まったらそのテーマを扱いやすくするモードが大事です。
普段の目先の仕事をサクサクこなすモードで、ビジョンやパーパスなど未来のことや抽象的なことを話そうと言っても、脳がついていけません。

海でも山でも素敵な場所で合宿に出かけられれば、自然に心身解放モードになるのですが、オンラインだと参加者がどんな環境にいるかに左右されてしまいます。参加者の環境設定として、お好みのドリンクを持参するとか、リラックスできる環境にいてねと伝えるなど、できる限りの工夫をしましょう。

そしてどの時間にやるかも大事で、チームビルディングセッションの直後に普段のMTGが入っていたら、せっかく切り替わったモードもすぐに戻りがちです。そのため、セッションの直後には会議を入れないようにするのが大事です。できれば、金曜の夕方など1日、1週間の仕事が終えた後なんかがおすすめです。

慣れてくれば、月曜の朝一に営業会議でなく、チームビルディングから始めてみるなど、色々トライしてみるといいと思います。

コンテンツ

さあテーマが設定されて、モードチェンジができたら次は、コンテンツです。ワークはいくらでもあって、別の記事でご紹介していきたいと思いますが、ここでは定番の3つをご紹介します。

現状認識の棚卸し
同じ仕事をしていても、立場や特性により、現状をどのように認識しているかが人によって違います。認識のズレから悩むことも多いですし、問題だと思っていたことも認識が揃うだけで解決しまうことも多々あります。
仕事の目標やタスク、アウトプットなどは普段共有していると思いますが、現状のチームを見て、うまく行っていること/うまく行っていないことを各自が出し合っていくことで、認識が同じ部分とそうでない部分が共有できるのと、課題の抽出もできます。

自己理解・相互理解
仕事の役割とこなすだけの関係であるほど、◯◯担当の人、□□をやる人と、相手を人として見ることから離れていきます。自分と周りの人の特性を理解し合っておくと、仕事もスムーズに進みますし、人として面白い、一緒に働いて楽しいという親密感・信頼感が高まります。

ストレングスファインダーの強みなど、診断ものを活用してもいいですし、各自の人生の光と闇といった人生ストーリーを語り合うのもおすすめです。

未来を描く
どんな活動も振り返りも、未来を良くするためにやっているはずなのですが、よくよく考えると、どんな未来を目指したいか?がしっかり共有されていないことをよく見かけます。組織目標は掲げられているものの、なんでそれやるんだっけ?の背景や意図が共有されておらず、腹落ちしていないことがあります。これではより良い未来に向けての加速は効きません。

そんな時、チームで目指す状態を出し合っていき、認識の違いも含め、チームでどこを目指すのか?をつくっていきます。
未来年表というワークで、5年後~半年位の時間軸で、理想の状態の年表をみんなで出し合ってつくるワークなんかもおすすめです。

実践につなげる

冒頭にも記した通り、チームビルディングは一度やっておしまいでなく、継続することと、実践していくことで、日常の仕事がより良くなっていくのが大事です。

そのため、セッションのチェックアウトの際、

「やってみたいアクション」
「次回どうしたいか?」

を一人ずつ出すことで、日常につなげていくことが大事です。

チームビルディングで得た気づきやイメージを、日常の一歩に落とし込んでいくことを大事にしていきましょう。

より良いチームづくりのために、ぜひ今日お伝えしたチームビルディングをオンラインでもオフラインでもやっていただけたらと思います。
また、実際自分のチームではどのようにやるといいのか?などについてお応えできると思いますので、お気軽にご相談いただけたらと思います!


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