アウトドアサウナは最強のチームビルディング
今、サウナがアツい。
ここ数年空前のサウナブームが来ているように感じます。
最近よくサウナ特集を見るなと思いませんか?
「サウナってお風呂屋さんについでにくっついているあれでしょ?」
「なんかおじさんくさい」というイメージはもはや古くなりつつあります。
調べてみたところ、空前のサウナブームはSNSの普及と共に始まったといいます。全国に散らばるサウナー達がつながれるようになり、イベントが開かれたりサウナ本やドラマがヒットしたりする中で徐々に広がっていったんですね。
最近では会社にサウナ部があるところが増えていたり、日本でも本場のアウトドアサウナが広がってきたりしています。
僕もシッピーノ社のサウナ部として、サウナ部のアライアンスに加盟していますし、ちなみに僕の妻もサウナ好きで、テレビ局のサウナ部で部長をしています。
というわけで、今回はサウナの話。
先日コーチ仲間の紹介で富士山麓でアウトドアサウナのモニター体験をしてきたのでその様子の紹介とコーチング×サウナの話をしてみようと思います。
アウトドアサウナとは
サウナって屋内にあるものじゃないのと思われた方もいると思うので、アウトドアサウナとは?から始めようと思います。
アウトドアサウナは文字通り外で、自然の中で楽しむもの。
自然豊かな場所にサウナを設置し、水風呂の代わりに川や湖で体を冷やし、景色を眺めつつ外気で整うのがアウトドアサウナの醍醐味。
老若男女問わず大自然と共にサウナを楽しむのが本場フィンランド流で、僕は1年前に初めてフィンランドでアウトドアサウナを体験してから、すっかり虜になっていたのでした。
しかし、日本ではなかなか機会がなく(最近になって広まってきたようです)今回ついに!という感じでした。
アウトドアサウナについては、
写真を見ていただくと一発で伝わるかと思います。
今回僕が入ったのはこちらのテントサウナでした。
テントサウナって、パッと見大したことなさそうですよね笑。僕もナメていました。
でも、ちゃんとロウリュ(サウナストーンに水をかけて熱い蒸気をジューッと発生させるあれです)もあって本格的。しっかり高温になるので10分も入っていられません。ちなみにサウナストーンは富士の溶岩とのこと。
写真ではわかりにくいですが、足元は地面そのままなので土や草が足裏を心地よく刺激してくれます。
水風呂には富士の雪解けを
アウトドアサウナでは水風呂をどうするかが重要。今回、水風呂の代わりは富士の雪解けが流れる川でした。これは贅沢。
体が熱々の状態でテントサウナを出て、だいたい12℃前後の川に浸かります。だいぶ冷たいので1分ほど。温度差が体に気持ちいい。
川で体を冷やすだけ…
じゃないのが今回のポイントで、川を対岸まで渡ると僕の大好きな滝があるんです。noteで滝を紹介するのは何気にこれが3本目。滝好きか笑
滝でサウナ後の体を冷やすのは初体験でした。流れに潰されないよう立っているのがやっと。1分も入ってられません。
身体はシャキーンとして、頭の中には雑念が消え『無』になる瞬間を体感できます。自然とつながる感覚。
滝行といえば古来から行われる精神修行の一環ですが、まさに修行、まさに試練でした。覚悟が試されます。
最後は外気浴。大自然の空気に包まれ富士山を眺めながらサウナ椅子(別名整い椅子)に体を預けます。
アウトドアサウナ×コーチング
サウナに入ると、頭がポーッとして非日常の意識状態になります。
この状態であれば自分を止める声(「お前には無理だ」「そこまではできないよ」など)に妨げられることなくゴールを描けます。
現状の外のゴールを描くのにサウナは持ってこいなのです。
今回のような自然に囲まれてのサウナだとなおさら意識が解放されやすいので「なんかわからないけど、できそう!」となりやすいかと思います。
自分で自分にかけるブレーキを外してゴールを描いた後は、水風呂と滝での試練。ゴールを達成する過程でぶつかる壁を擬似的に体験します。
水をぶっかけられる体験なんて、そうそう無いですよね。
滝に打たれるかどうかで自分に覚悟を問います。
日常で「なんでもできそう♪」と思った次の瞬間に命を張るような試練に出くわすようなことは稀ですから、これを乗り越えられれば本当になんでもできそうな気がしてくる。
サウナ→川→滝→外気浴
の流れを何回か繰り返してよりイメージの解像度を高めていきました。
アウトドアサウナで最強のチームビルディングを
今回、仲間と共にアウトドアサウナを体験してきたのですが、それもまたよかったですね。沖縄ツアーの時もそうでしたが、リアルでの濃い体験を共にすると深くつながれます。
サウナで共にゴールを描き滝の試練を乗り越える中で、初めて会った方とも強い仲間意識が芽生えていました。滝行を終えた後には握手とハグで喜びを分かち合いました笑
同じ会社のメンバーでやるとまた違った良さがありそうです。
みなさんもぜひ、アウトドアサウナを体験する際にはゴールを描き達成するまでの過程を擬似体験するのに利用してみてはいかがでしょうか?
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