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家庭菜園ショップと提携して、レストランの生ゴミを堆肥化し始めました

先週から、Pizza 4P'sのEstella Place店から出る生ゴミを、ガーデニング屋さんのGAGACOと提携して、堆肥化し始めました。

GAGACOはホーチミンにて家庭菜園に関連する製品やサービスを提供しているショップ。中でもオーダーメイドの木製プランターがめちゃセンス良いです。

プランター以外にも、ハーブの苗や種、害虫に効く天然のニームオイルや、自家製のコンポストも販売しています。

そう、彼ら自分たちでコンポスト作っているのです。

ということで「Pizza 4P'sの生ゴミをコンポストに使ってよ」と相談してみたところ、GAGACOのオーナーのAlexが快くOKしてくれました。

4P'sのEstella Place店はGAGACOから近いので、まずはその1店舗でテストしてみることに。

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上記写真は、到着してから数日ほど放置されていたやつ。(コンポストのスペースが狭いので、新しいスペースができるまで放置していた模様・・・)

主に、果物の皮や、野菜の切れはじをコンポスト用にしています。食べ残しや油っぽいものはまだできていません。

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ちなみにこちらはすでに2〜3週間ほど経ったものらしいです。既に、ほぼ土。

生ゴミを送り始めてから数日後、週末にコンポスト作業を手伝いに行きました。

実は僕もこういうスタンダードなコンポストを実際に作業するのはほぼ初めて。コンポスト作業、割としんどいです。(運動不足なので尚更)

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土の山を、切り崩しながら、どんどん隣のエリアに移動させていきます。山の内側の方が、外側よりも堆肥化が進んでいるので、外側の土を内側へ、内側の土を外側へ、みたいな感じで山を盛り直していきます。

ゴキブリがよく歩いています。でかいゲジゲジもいました。Alexはサソリも見つけたことあるそうです。ワイルドです。

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4P'sの生ゴミはちゃんと発酵していました。土壌の中の温度は50度くらい。掘り返すと、湯気が出ます。

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Alexは「これくらいの温度があればさ、なんか蒸し焼きにできそうだよね。アルミホイルに包んで埋めてさ」とコメント。(焼き芋とか?)

そういえば、ロンドンのゼロウェイストレストランSILOのシェフDouglas McMasterの著作「Silo: The Zero Waste Blueprint」「コンポストの中になんか食材を入れて調理したらめちゃうまかった」とか書いてあったような・・・。やってみるか?

いい感じに堆肥化できそうで何よりだったのですが、このGAGACOのスペースだと、4P's全店舗の生ゴミを処理するのはかなり難しいかなとも思っています。

今、Estella店から送っている生ゴミ(野菜と果物のクズ)だけでも、一日あたり10kgくらいあります。(ホーチミンの全10店舗合わせたら100kg・・・)

とりあえず1店舗でしばらくやってみて様子見ます。

ホーチミン2区のタオディエンのあたりだと、生ゴミを回収費用を払ってでも堆肥化したいという家庭も多いらしく、もしタオディエンのあたりに安く使える空き地があれば教えてあげてください。大きめのコンポスト場を作りたいとAlexが言ってますので。そうすれば、4Psの他の店舗の生ゴミも堆肥化できそうですし。

あ、GAGACOのプランター、値段高いけどマジでデザイン良くてガチで家庭菜園の気分アガると思われますので、興味ある方は連絡してみてください。ちなみに、GAGACOのAlexはPLASTICPeopleともお友達だそうで、僕が個人的に購入した紙パックをリサイクルしたプランターもGAGACOから買えるようになるみたいです。

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こんにちは。ベトナムのホーチミンに住んでます。Pizza 4P'sというレストランのサステナビリティ担当です。