廃棄食材を飲食店が販売できるプラットフォームを提供するToo Good To Goが3,100万ドルの資金を調達

廃棄されてしまう直前の食材を、レストランなどの飲食店が安く販売することができるオンラインプラットフォームを提供するスタートアップToo Good To Goが3,100万ドルの資金調達を行いました。

同社は数年前からヨーロッパを中心に食品廃棄を減らすビジネスを展開し、2021年1月現在、15カ国で運営され、これまでに65,000の飲食企業がToo Good To Goで食事を販売し、5,000万食を廃棄から回避させています。

世界食糧機構(FAO)によれば、現在世界中で生産されている食糧のうちおよそ3分の1はロスもしくは廃棄されています。また、COVID19の影響で世界中の飲食店が厳しい状況に立たされていますが、そういった状況だからこそ、こういうサービスは非常に求められていると言えるでしょう。

今までただ捨てられてきたものに価値を与える。それを使った経済を生み出す。そんなビジネスが世界中で増えていると感じます。時代はいよいよMore from Lessへ。


こんにちは。ベトナムのホーチミンに住んでます。Pizza 4P'sというレストランのサステナビリティ担当です。