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マーケター思考を日常に。

こんにちは、モタパンです。

今回はマーケター思考のお話を少し。

と言ってもマーケティングの話はしません。

マーケティングが仕事ではない一般の人ほどマーケター思考がとても大切です。というテーマで、その理由を少し書きます。

そもそもマーケティングとは??

そもそもマーケティングとは何ですか?という問いには人それぞれ答えがあり言い回しも違うかと思います。僕の中でシンプルに説明するならば、

消費者心理を知ること。つまり、相手が欲しいモノを理解してそれを提供すること。ですね。

今回伝えたい内容は、このマーケター思考をビジネスではなく日常に応用することが出来たら人生がより豊かに、人間関係も円滑に進むよね!というテーマです。

それではいってみましょう!

まず大前提として、

そもそも私達は本当に欲している事を言語化出来ない。

という事を理解しておく必要があります。

全人類が自分の気持ちを100%言語化できるとしたらおもてなしの文化や、高度なマーケティング論すら必要なくなるでしょう。誰でもすぐ理解出来るからです。

ですが人ってそんな簡単じゃないですよね。本当の気持ちとは違うことを言ってしまったり本当に自分が求めているモノがわからずに言語化出来ない事は多々あります。

マーケター思考で生きる。とは、こういった表層にある感情や言語ではなくその人の言葉の裏、もしくは言葉にならない奥底の感情にある本当の真理を推測する。という事です。「おもいやり」と言い換えてもいいかもしれません。

多くの人が本当に欲しいものや感情を正確に言語化できません。だから膨大なアンケートをとってマクドナルドにヘルシーさや健康を求める声が多くても実際はそういった商品は発売してもあまり売れないわけです。深層心理ではみんな本当はマックのポテトや、てりやきバーガーが好きなんですよね。

これを直接仕事場の上司や、彼氏彼女、友達同士でも応用してあげると日々の人間関係の向上に繋がります。

例えばあなたが上司に指示された通りに仕事をしていたとします。言われた通り出来ること自体は素晴らしいです。優秀です。ですが同僚も全員そのレベルで仕事が出来ていたら周りと差はつきません。

一歩抜きに出て評価されるためには、上司がこれをやってくれたら助かるな。とか、これをやってくれたら嬉しいな。とか、を予想して先に出来たら素晴らしいですね。

日常をマーケター思考で考えていたら推測出来る事も増えてくるかもしれません。まずマーケター思考をもってみる事が大切です。

夫婦や彼氏彼女の関係でも同じ事が言えます。

あれやって、これやって、と言われると家族でも嫌になる日はきっとありますよね?

これをやってあげたら喜んでくれるかな。これをやっておいたら助けになるかな?と考え、

おもいやりをもって率先して行動してあげる事が大切です。これもマーケター思考です。

子供に勉強しろ勉強しろ。といっても本人はどんどんやる気をなくしますよね。勉強をやりたくなるような状態にこちらがもっていってあげる事が重要です。

旦那さんが家事をしないとか、奥さんが片付けないとか仮にあったとしましょう。

その事自体を注意するよりそうなってしまう原因にフォーカスした方が改善が早いです。これも他者の気持ちを察しようとするマーケター思考です。この力を研ぎ澄ます事=おもいやりに繋がることをぜひ覚えておいてください。

マーケター思考とは心理の裏側にある本音をみつけだす事に意味があります。声にならない声を拾い上げることに価値があります。

つまりビジネス以外での日常シーンにおいて活用できる場面が多々あるという事です。

様々なマーケティングの本がありますが、僕はビジネス以外でマーケター思考を活用する事をとてもオススメしたいです。

マーケター思考で生きる事で人間関係や仕事の成績もきっと良くなりますよ。ぜひ日常に取り入れてみてください。

〜今回のまとめ〜

・マーケター思考とは消費者心理を理解して求めているモノを提供すること。

・しかしながら人は本当の気持ちや本当にやりたい事、欲しいモノを100%言語化できない。言語化しても本心ではないケースもある。

・矛盾の中にある本心を汲み取る。深層心理の奥にある本当の本音を察する力が真のマーケター思考。

察する力=おもいやり力。である。

・ビジネスにおいてマーケティング論は語られがちだが、なんでもない日常生活にこそマーケター思考を活用してみよう。

・マーケター思考はビジネスだけでなく、日常の人間関係や、日々の生活に彩りが増すキッカケになり得る。



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