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文具マニアによるデキる大人のメモ術 〈おすすめの文具編〉

今回は文具が好きすぎて週に1回は何かしら文房具を買ってしまうような文具マニアが、仕事を通してこれが最強なんじゃね??と気づいてしまった文具について紹介する。

以下の記事でメモの活用のタイミングや見やすいメモの取り方、人の話をメモするコツについて書いているので気になる方はご覧くださいな。

おすすめのメモ用文具

コクヨ ソフトリングノート A6


これが現状至高のメモ帳だと思っている。
メモ帳と言うか、小さいノートだ。

メモ帳にしては大きすぎると思う人も居るかもしれない。でもこれを毎日携帯できる人は絶対これを持て。以上。

具体的な活用法は別記事(次回)をお待ち下さい。

特徴としてはリングノートのリング部が柔らかい素材でできているので、リングが邪魔にならないので紙面のどこでも書きやすさが変わらない。
ページも70ページと多いのでそれなりに使える。
(僕の場合、業務にもよるが2ヶ月から6ヶ月で使い切る。)

そしてリングノートなので当然開いても左半分でも右半分でも手で支えること無く平らに置ける。
ノートを横に置いてさっと数値をメモする場面、メモした内容を隣に置きながら参考にする状況。

手を離した状態で平らに開いて置けることはとても重要。

また、小技的なものとして

リングを一部切り取ってペン挿しにしてしまう方法もあったりする。
ノートとペンを同時に持ち運ぶ事は簡単なようで文具好きでも永遠の課題の一つと思っている。ペンをさせるクリップやバンドなど様々な商品が売られているがこれはなかなかよく収まった一つの完成系な気がしている。

ただここに入るペンはあまり多くない。
画像で入ってるのは後で紹介されるカランダッシュの849というボールペンだ。


メモ向きなペンとは?

メモの役割として記録とか残すという意味が大きいので耐水性があるものが良い。コーヒーをこぼしたり濡れた手で触ったりしてメモが見れなくなったらそれはそれは後悔する。

色は個人的に青インクが好きだ。
理由を言えと言われたら「見やすい」「記憶に残りやすい」くらいだろうか。

海外では手書き文字と印刷の文字を区別するため、青インクを使用する。そんな文化に合理性を感じて青インクにハマった経緯などもあったりする。
(日本では墨汁の黒、朱文とかハンコが朱色でその流れで黒と赤がよく使われてるみたい。)

では紹介行ってみよう。

【PILOT Juce up】

水性顔料インクを使用するペンでこのペンの発色や書き味のファンは多い。
デザインも個性的でオシャレ、価格も安いし色数も多い。
最近ではラメ入りインクのバリエーションが増えたりとお気に入りを見つけるのは楽しいだろう。

僕はブルーブラックの色味が好きだったのと耐水性の関係で顔料インク信者だった僕にはかなり刺さるペンだった。

水をかけた様子

耐水性は間違いない顔料系インク。
最強クラスである。

【ZEBRA F-xMD】

ゼブラが海外向けに販売しているボールペンで、EDC(every day carry)という毎日持ち運ぶ物を厳選する文化の中で高い評価を受けている。

ナイフやフラッシュライト、拳銃と一緒にこのペンが写っていたりする。

ステンレス性のボデイは堅牢でグリップ部のローレット加工は水や油が付着した手でも問題なく書ける。現場仕事などにおすすめしたい一本だ。
ただ国内には流通していないのでamazonで注文して気長に到着を待とう。あとそこそこ高い。

またインクに関しての小技として、純正レフィルではなくuniのパワータンクというペンのレフィルを使う方法がある。

図らずしも互換性のあるuniパワータンクレフィル


このレフィルは加圧式と呼ばれるもので、レフィル内にガスが封入されていて逆さ向きなどの状態でも筆記できる。
メーカーが推奨する行為ではないので自己責任でね。


【PLATINUM PROCYON プラチナ プロシオン】

万年筆。紹介する気はなかったけど割と真面目に趣味としてだけじゃなく文具として使っていたので紹介。

個人的にはそこまで好きなデザインでもないしもっと細かったらなとか多少の不満はあるものの取り出す度に道具として毎回良いものだと実感させられている。それくらい出来が良い。
僕は仕事でもなんでも万年筆を実用的に使いたいと日頃から思っている。それは書くという行為がただの作業になっては勿体無いし、ボールペンや他の筆記具とは違う感覚がある意味新鮮で刺激になるからだ。単に万年筆が好きで使っていると楽しいというのももちろんある。

万年筆でメモ書き、ビジネスに耐えうる耐水性のあるインクを選ぼうとすると顔料インク、もしくは古典インクと呼ばれる物を使用する必要がある。どちらも乾くとペンがダメになる可能性がとても大きく、かなり丁寧面倒を見るのが基本になってくる。
ただこのペンはその乾きという問題を忘れさせてくれるくらい乾かない。詳しい内容はこちらの記事を見てほしい。悪口を言っては褒め倒している。

【伊東屋 Helvetica (多機能4in1)】

これで3色のボールペンとシャープペンを備えている。信じられない程のスリムさである。

振り子式と呼ばれる方式の多機能ペンで太軸が苦手な方や細い形状が好きな人に特におすすめしたい。本体の長さと、ノック部が多少長いアンバランスさが欠点だがそれを帳消しにする魅力を秘めている。

レフィルは4c互換やD1と呼ばれるタイプの芯でゼブラの芯だけは避けておけばそれなりの種類の中から好きな芯を使うこともできる。
僕はPILOTのアクロインクが好きなのでアクロインクの4cタイプレフィルを使用している。昔ながらの油性インクも好きなのだが書き出しのカスレがネックですぐ書き出せる低粘度油性インクを選んでいる。また、アクロインクの黒は他社と比べるとより黒く好みだ。

【uni ジェットストリーム ピュアモルトプレミアム4&1 ボディ】

多機能二本目。
言わずと知れた低粘度インクのボールペンジェットストリームの多機能モデルだ。
これはグリップが木製でラバーのよにベタつかずオシャレでもある。
タイトルにボディと書いたのには理由があってこれにはジェットストリームのインクが入っていない。

ジェットストリームが嫌いなわけではない。ただ最近PILOTのjuce upシリーズの多機能が発売された。
一つ目に紹介したペンの多機能版だ。
径が同じで全長さえ切り詰めればこの軸に使える事に気づいてしまい、発色、書き味、耐水性を求めて改造してしまった。

Juce up独自のシナジーチップ
経はほぼ同じなので長さを調整すれば入る。
発色と線のキレがいい

これが想像より好みでしばらくはこれでいいとおもっている。
juce upの多機能を買えば?と言われるかもしれないからシャープペンが…ね。

【Pentel ボールPentel】

画像の色味はあまり正確では無い。

ダジャレの商品名とパッとしないデザインとかわったグリーンの軸。

悪口みたいな紹介をしてしまったが最近一番のお気に入り。

ぺんてるといえば文具に興味のない人でもサインペンは見たことあるんじゃないかと思う。丸つけぺんの代名詞と言えばプラチナのソフトペンかぺんてるのサインペン。
どこにでも売ってるベストセラー。

ただこっちも知ってほしい。耐水性信者の僕が今回紹介する唯一の水性染料のペン。
発売当時のパンフには耐水性の文字があったみたいだけどしっかり水に流れる。ただ全部は流れてしまわなくてちゃんと何が書いてあったかは残る。十分十分。

水性のボールペンはローラーボールペンと呼ばれていて数は多くないが一つのカテゴリーになっている。このペンの魅力はその書き心地で延々と文字を書いていられる事。
記事の下書きや構成などをA4の紙にサラサラと書くのにいい。

メモに使えるのかと言えば使える。ただやはり水で滲む。しょうがない。いつもは実用至上主義とも言えるペン選びの中で楽しさや愛が勝ってしまった。黒、青、赤の3色が存在するが青が最高でたまらない。

万年筆のようなインクの濃淡と樹脂のペン先にボールが付いているという、独特のペン先が他には変えられない書き味、筆記体験を提供してくれる。


今回のnote。メモ帳や文具、その内容に関する記事をずっと書きたいと思っていいたが書けなかった。
そんな時にこのペンのお陰で書き味の楽しさのあまりプロットが進んでしまった。思考が加速してしまった。そんなパワーを秘めたペンである。

ただデビューから何十年も経ったデザインは安っぽく古臭い、でも逆に新鮮。複雑な一癖も二癖もあるペン。書き味もそんな感じ。

これの高級版のローリングライターというペンが昔はあったよう。今は海外向けにしかないらしい。でも僕はこの安っぽい、実際に安いこれで十分。廃盤にならないことを願う。


次回は


今回は途中からオタクが早口で魅力を語るだけの内容になってしまったので次回はメモの内容、取り方の個人的なコツを紹介しようと思う。

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