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文具マニアのなんでもノート。毎日持ち運ぶやつ、絵が描けるやつ。

高校の3年になったあたり進路に悩むのと関連して、じわじわとデザインについての関心が高まっていた。

デザインや進路を考えるというのは自分と向き合ったり、物事について深く考えたりすることだ。

そこで重要と感じたのが紙とペンだった。

ニーモシネから始まりMDノートやコクヨのソフトリング、365デイズノート。
専門学校の2年間でノートはかなり増えた。

薄いグレーとか水色のあまり文字に影響しない方眼が好きだった。

買うのはA5ばかり。持ち運びしやすくアイディアスケッチにも狭くない大きさ。

積み上がるノート

ノートの魅力は無限の可能性だ。

使う人によって設計に使ったり文章に使ったり様々。そこから何かが生まれていく。世の中へ出ていくものもあるかもしれない。それは予測できない可能性とまた見ぬ期待に満ちている。


その頃から文房具にもハマっていた。理由は同じ“無限の可能性”だ。

万年筆を買ってはどのブルーブラックが一番優れているかなんてことを探し求めたり、自分の文字が未来永劫残るかもしれないと思いながら耐水性の高いインクを探した。

自分でインクの色を調合できるサービスを利用して、好きなインクを作ってはより考えることへの楽しさを高めて行った。

ノートもペンの滑りが良い、もしくは悪く書きごたえがあるとか、鉛筆の削れる感覚が気持ちいいとか。裏抜けしないとか、インクの吸い取りが良いとか悪いとかそんなことを大事にしていた。


そして今、オススメできる一冊として紹介したいノートがある。

アートクリエーションスケッチブックだ。

絵を描く手帳がコンセプトの水彩紙のノート。
ザ、画用紙という感じで厚め。80綴じという枚数もいい。ツルツルとした書きごごちが好きな人にはあまり向かないかもしれない。

コピックで書いた場合、裏には抜けても次のページまではいかない。

よくMDノートを買っていたけれど、出先やら車の中で書くのには表紙が硬い方が都合がいい。

有名どころではモレスキンがあるけど紙があまり好みじゃなかった。僕は少し書きごたえのある紙の方が好きだ。それにモレスキンは値段が3倍する。

紙の値段を気にして書きたいこと書けないのが一番よくないし、ちょっとしたハードルで書き留めなかったものが後になって惜しいということが発生する。MDノートなんかと比べると紙の質とか作りとか少し安っぽさを感じることがある。ただ別段問題に思ったことはない。

1000円すれば十分に高いという人がいるかもしれないが、それはキャンパスノートと比べるのが間違っている。


このノートは無地だが、メモも雑記もアイディアスケッチも全部これに書くようにした。一時期、全てノートを分けていたが毎日3冊も持って歩くのはたとえ文具好きだとしてもちょっとアホな気がした。

そこまで器用に出来ないというか、とても雑記が書きたいのに今手元にない!!みたいなストレスは無駄だと思った。というか普通はノート一つで十分だよね。と気づいた。

また、ある時から方眼や罫線もストレスに感じ始めた。文字も図形もない方が気持ちよく書ける。広告の裏に落書きするくらいの気持ちでいい。

結果全く問題なかった。


昔は900円台で買えてMDノートより安かっだが今は逆転しまったみたいだ...



ちなみにこのNOTEの最初に“考えるのに大事なのは紙とペン”と言った。結論としてこのノートを紹介したが、A4のコピー用紙と80円のペンも大好きだ。

コピー用紙についで書いた記事や古典インクについて書いた記事もあるので興味があればどうぞ。


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