世界の感じ方

ゴミみたいな日々だけど心の底から「どうでもいい」と感じたときなんかは「生きよう！さらに！」とひっそりと思ったりします。
うどんをすするのと同じです。
自分のバンドの歌はそんな想いを自分なりに形にしています。
地獄の底でもラブソングを聴くでしょうか？
前向きも後ろ向きも無い。
ただすべてがどうでもよくなると鬼の前でも嬉しみが自然に湧いてくるはず。
そのことに関しては「絶対に曲げない！」と思うけれど悲しい話、ここは地獄の底じゃない。
まだ絶望が足りない。
そんなことを思いながらライブハウスで歌ってるのだけれど最近、恋をしてしまった。
恋ってシンプルで「この想い、あの娘に届け！」ってなってどうでもよくないスタイルが溶岩みたいに心に垂れ流れてきて困ってしまう。
今まで馬鹿にしまくってきたラブソングを必死に探して聴いて「俺の気持ち！」とか思ったりしてます。
地獄からなんて離れたのだろう。
でもこの想い、実際には届かなくて好きになったお姉ちゃんから「他の男が好き」ってサササッと言われました。
告白なんかもする前に。
自分の想いと存在が本当に「どうでもいい」と感じました。
世界は自分のために無い。隣におる奴をどつきながら生きよう！破壊にこそリアリィティ！残虐が勝利することに応援を！血みどろの青春！気狂いの中の賓！カニマリズム！泥だらけの足掻き！所構わず空気読まず！自分の指反対折り！元気くんサヨウナラ！一万円札焼き！朝寝夜起き！現代忍者！風俗1日0.5件！バイトシフト反対出勤！気球地面埋め！エドモンド本田使い！焼肉イベント開催！ダイヤモンド粘土包み！井上順応援！手ぬぐい販売！にせんねんもんだいにメール！庭に血撒き！ツタヤ玉造店マカロニウエスタンコーナー全借り！拷問懇願！屋台お面強盗！シャケに餌やり！LSD燃やし！ラジオAMFM同時聴き！ニュースに耳を貸し借り！ジャンパー羽織り！外へ出り！見回し！季節を感じ！月に向かって足を！あげよう！

おわり