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音楽の感想文を書くという変な趣味について(シャバい事をしている自覚はある。が!)

終始、私の視点であり
他の方の感想文への意見や批判は一切出てきません
いつも感想文を読まない方々にいろんな音楽記事をもっと読んで欲しいという思いや、
音楽感想文は"筆者の好き度を証明する"ためにやってるわけではないので、ぜひ偏見なく記事を読んで欲しいという思いがあり本記事は書いてます。

どうも、mosukyです

今回は題名の通りなのですが、"音楽の感想文を書く"という変わった趣味について書いていこうと思います。
(題名のカッコの中が(all quartets lead to the?)っぽい(気のせい))


耳で聴き、目で見て、肌で感じて、直感で好きになるのが音楽だとしたら、

なぜ、真逆と言ってもいい

頭で考え、事実を確認し、論理立てて、最後に文字を起こすという行為をしているのか、

"私の視点"で書いていこうと思います。


この記事が目に止まった
音楽が大好きな皆様

わざわざ楽曲やライブの感想をプロでも本人でもない、素人がダラダラと書いて、あげく誰に宛ててるのかわかんない記事の宣伝ツイートを見て、「こいつシャバ!」って思ったことが、一度はあるでしょう

大丈夫です
僕も数年前はそう思っていましたし、まさか自分がこっち側になるとは夢にも思いませんでした

なんなら、今でも「俺、なんでこんな真面目に音楽の感想文とかいう、真逆な表現してるんだろう?」って思うことがあります。

音を楽しむ=音楽

文から学ぶ=文学

そんな、客観視ができている私(???)が、なぜそれでも音楽の感想文を書くのか

最後まで読んでいただけると幸いです




一周回った

なぜ、私が音楽感想文なるものを書こうと思ったかと言うと、見出しにもしているとおりで、「一周回ったから」だ。
(「は?キモ」って思わず最後まで読んで欲しい)

私はいつも、UNISON SQUARE GARDENという世界で一番カッコいいスリーピースロックバンドについての記事をメインに書いている。

そのバンドと私の出会いは高校1年生の秋冬ごろで、

偶然友人から借りたCDの山の中に、彼らはいました。

最初はよくわからなかったのに、
なんか癖になって
聞いてしまい
すっごい好きな歌詞の曲と出会い
好みのメロディーがやみつきになって
気づいたらめっちゃ好きになっていた

そう、「なんかめっちゃいい感じだから好き」になっていた

それからというもの、彼らの音楽をゆるく聞き続け、私の人生のおよそ半分は彼らの音楽をそばに置く人生となった

周りの友人から、ユニゾン好きと思われていたのは間違いないが、なぜそんなに好きなのか?と問われると

「なんかこの曲が〜」とか「この楽曲のここが〜」とか「歌詞が意味不明なのに〜」とか「ライブが〜」とか色々言いはするものの結局最後は

『好き』

の2文字で片付けられるくらいの感覚だった。

でも、音楽の感想ってそんなもんだよな?って思ってて

「好きなもの」は『好き』で十二分!
音楽を理屈っぽく考えることが"偉い"わけでも、"好きである証明"でもない!

と思うわけです。これは今ももちろんそう思っている。

では、そんな「音楽を詳細に言語化する必要なし!」という意志を持っていた私が、何をきっかけに音楽感想文を書くようになったのか


聴いてるのか?聞いてるのか?

なんかの記事だか、ツイートだかで見かけた

「シュガーソングとビターステップのアルバムアートワーク 実はcody beatsの歌詞『歪なボーイミーツガール』から来てる」と言うのを目にした時

シュガーソングとビターステップ アートワーク


今まで感じたことのない、感動を覚えた

「え、ユニゾンの楽曲ってこんなところでも曲の世界観表現してるのかよ」と

そして、同時に
「あ、俺聴いてるようで"聴いて"なかったんだな」と軽く絶望したのも覚えている


「一聴ではわからないなら それこそが贅沢な暇つぶし」

何百回と聴いたこの曲の、この言葉の真意のようなものを感じてなかったんだなと思ったし、


「一聴じゃ難解なんてこと 盛大に鳴らしてきたんだ 贅沢に思うだろう? 思わないなら別にいいけど」
(プログラム continued(15th style))

まさに、俺みたいなやつに宛てた曲なのかもと思った時期があった(ここでも軽く絶望した)


そこからは出来るだけ、"聴く"ことを意識し、歌詞も含めて楽しむようにした。
曲と曲の関係性とか、アルバムのアートワークとか、それこそ歌詞カードのデザインとかも含めて楽しむようにした。


そしたら、ふとしたタイミングで、

「あ、俺たぶん彼らの音楽に限れば、何かしら”好き”を表現できるかも」

と、なった。

この時白羽の矢が立ったのが「音楽感想文を書こう!」だった。

ほんとそれだけの話なのです

初めて聞いて→好きになって→聴いて→聞いてて→聴いた

この一周回った流れが音楽の感想文を書くに至った経緯になります。

なので人によってはこれが、ライブに行きまくるのか、SNSとかでつぶやきまくるとか、実際に演奏をするとか、Youtubeに何かを投稿するとか、になるのだと思う

好きの表現の仕方が違うだけ


趣味80% エゴ10% その他10%
(ネットに投稿しておいて、エゴがないと言ったら嘘になるので)

それくらいの感覚でやっていると思う。


趣味の延長でやっているだけだから、

曲やライブの感想をわざわざSNSへの投稿だけでなく、記事に書いたりしてる人を「シャバいな〜」と思わないで欲しい。

僕らは、楽曲をわかった気になっているわけでも、ましてやアーティストの真意をわかった気になって代弁しているわけでもない。

少なくとも僕は一貫してそうだし、常に『自分が感じたり、考えたことを書いている』と謳っているつもりだ

ただただ、彼らが作り上げた楽曲の


一聴ではわからない”何か”を探しているだけ

それだけなのだ。

その探し方が、僕の場合は感想文を書くという作業(趣味)なのです。



「と、言いつつ自分の記事の正当性を高めたいだけでしょ?」とか
「じゃあ、もっと勘違いされないような書き方にすれば?」とか
「自分の保身に必死だな」と思う人がいるかもしれない


ここまで言っても、音楽感想文を書くという行為自体が、何か引っかかるのであれば僕とは考え方が違うんでしょう


「言ってること同意だけどお前誰だよ 一聴じゃわからないなら 再来年頃にすれ違うとしよう」


気持ちはわからなくもないけどね、そーゆーこと!バイバイ


逆に興味を持ってくれた方はぜひ、僕の他の記事はもちろん読んで欲しいですが、他の方の記事もぜひ読んで欲しい

きっと、今まで見えてこなかった何かや、知らなかった何かが得られるかもしれない

それに、音楽の感想なんて10人いれば10人違う

読んだ感想文が受け入れられなかったら、ぜひ自分の感想をどこかに書いて欲しい!
きっとそうすれば、わかるはずだから、この”趣味の楽しさ”が!


では、



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