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「買い物ゼロ秒時代の未来地図」

第2章 生活者を繋ぐ口コミはどう進化したか

ターゲット:口コミを扱うwebメディア制作者の中で、制作歴1年未満の人
目的:以下の方法で上手く口コミを使わせる


メディアに口コミを入れる時、「何となく信ぴょう性がないのではないか」「いい事のみを伝えたいけれど、その内容は本当にユーザーに伝わっているのだろうか」と思ったことはありませんか?口コミは、手当り次第入れればいいという訳ではなく、掲載するものを選ぶ際のコツがあります。

ここでは、実際にサイト制作にて口コミを扱うクリエイターが、「買い物ゼロ秒時代の未来地図」という本を参考に
口コミの歴史から現代においての効果的な扱い方をまとめました。

これを読めば、口コミの基礎情報を捉えられること間違いなし。
一緒に学び、実践して成果を出しましょう。

①口コミの歴史
電話やメールから、掲示板が出てきて
口コミが1対1から「1対n」となりました。
それに伴い、自分の発言に匿名性が付与されるように。
テレビcmなどのメディアは自分発信ですが、
以前はネットの掲示板にて、言葉の真偽は分からなくても「相手が本音で話していること」に価値を見いだしていました。
匿名でもいいから、誰かの本音が知りたいというニーズが顕著になり、実名では書けない本音がたくさん書かれます。
snsが発達してからは、口コミがビジネスと繋がり、口コミの信ぴょう性や、誰が発信しているかが重要になりました。

②現在の口コミについてのGoogle評価
Googleでは、サイトの品質を担保するための基準としてE-A-T(expertise 専門性、authoritativeness 権威性、trustworthiness 信頼性)がありますが、2022年に新たにexperience(経験)が加えられ、E-E-A-Tの形になりました。

このexperienceは新しい概念ではなく、ガイドライン上では今までも触れられていたため、よりいっそう意識して対策する必要があります。

またそれぞれの要素は横並びではなく、trust(信頼性)が最重要となり、信頼性を担保するために、専門性、権威性、経験が必要だという立ち位置となります。

口コミについては、情報元を明記したり監修をつけるなどをすることで、信頼性を担保した上で経験を語ると良いでしょう。

考察
私は、どこかの公式hpに書かれている口コミ、広告は、自分発信のためよく見せようとしているのでは無いかとよく疑って見てしまいます。
また、まとめサイトやTwitterでリプ欄にアフィリエイトリンクや公式hpのURLがついていると、その情報もあまり信用できないと感じます。
逆に、Googleマップの口コミは書きたい人が自由に書けるため、信ぴょう性は高いのではないかと考えています。(都合の悪い口コミは消せる、なども聞いたことはありますが…)

また、「悪い口コミの方が信頼できる傾向がある」というデータや、「口コミが多い方が信ぴょう性が高いと考える人が多い」「来店を辞める理由1位は、接客対応の悪さ」とのデータもあります。

このことから、もし口コミを自身の公式hpに掲載したり、まとめサイトを作る時は、接客対応の良さなどの情報を入れたり、全ていい情報を載せず情報の信ぴょう性を高めるなどの工夫をすると良いと考えました。

嘘偽りなく、本音だと証明できる口コミの形について、もっとバリエーションを増やしていけば、Googleにも評価されやすく、ユーザーにとっても有益なコンテンツが作れるはずです。
ぜひ工夫しながら口コミを扱ってみてください。

参考:https://gmotech.jp/semlabo/meo/market-research/wordfmouth-credibility/


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