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結局は、手足を動かし、汗をかかなければ、楽しめない…だから、がんばろっていう話

こんにちは。もしゃです。

9月もあと1週間。そして今日は秋分の日。暦も気候でも節目となる日ですね。自分に残された日々が本当にあっという間に減っていく…と思うと、焦りしかありません。

急いては事を仕損じる

焦ると同時に、亡き母からよく説教されたこの言葉を思い出します。

食卓のマイシートでお茶をすすりながら、フーテンの寅さんのように「…っていうもんだ。」と。仏壇を背にした席位置なので、何とも神々しい説得力が出ます。茶渋で地色がわからない湯飲みでお茶をすすりながら…

「何事も焦ってやると失敗しがちだから、急ぐときほど落ち着いて行動せよという戒め。」

言葉どおり過ぎて、言わずもがな。細心の注意を払って、今日も過ごしたいと思います。

之を知るは之を行うに如かず

致知2020年10月号「巻頭のことば」からです。

之を知る…で続く戒めは、論語の「之を知る者は之を好む者に如かず」もありますね。「その知識のある人はそれを好きな人には及ばない。」という意味で、「好きこそ物の上手なれ」と概ね同じかと思います。

こちらは「知識があることより、それを実践することの方がいい」です。鳥井信治郎さんの「やってみなはれ」に通ずるものだと思いました。

行うはシンドイ…

この言葉…別な言い方をすると、「あなたは自分の知識を蓄えるために生きているのですか、その知識を誰かのために使うために生きているのですか」と問われている感じ。

筆者は「知識を口にすることは容易でも、実践は容易ではありません。実践には志と勇気、気概が必要です。」と記しています。あーだこーだ言うのも時と場合によっては、志や勇気、気概が必要なこともあります。でも、実際に手足を動かして、その知識を具現化するのは、それ以上の「エイヤっ!」が必要だと私も思います。

でも、第一歩を踏み出すのは本当にツライ。二歩目もツライ、三歩目もツライ…ずっとシンドイ…

このシンドさを乗り越える気概の中身は、論語で孔子が「之を知る者は之を好む者に如かず」と言うように、「楽しむ」ということにあるのかもしれません。誰かが楽しそうにやっていることって、どんなに興味がなくても、なんとなく覗いてみたくなったり、惹かれてみたり…

そうするうちに、集まってきてくれた人たちが、お客さんになってくれたり、一緒にやろうと意気投合したり…気づいたら、誰かのために知識を活かしていく人生になり、世界が、世の中が変わっていくんだなぁ、と思いました。

この輪の広がり方は、紀元前の時代から変わらぬ「人間」というものなんだなぁ、と改めて思いました。

ただ「やる」のみ

筆者は、結びに「私たちは、今一度この言葉を心に刻んで日本の現状を打開し、新しい未来を切り開いていかなければなりません。」と記しています。筆者は、現在の日本をつくってきた経済界の第一人者でいらっしゃるので、国家観として、語ってくださっています。しかし、国家をつくっているのは私たち一人ひとりの実践の結集です。

いまこの記事を書いている瞬間も、どんどん過去になっていくわけですが、あーだこーだと人ごとのように言い訳せず、「誰かのために手足を動かし、汗をかき、共に生きていくんだ!」と、心に刻んでこの瞬間を過ごしていきたいと思います。

みなさまの日々が、ステキな日になりますように。


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