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「死」にまつわる本

自殺願望も一切ないし、死にたいと思ったこともないけど、死に関する本ばかり読んでいた時期がある。。
どうやって死んでいったのか、何を考えて生き、死に至ったのか。
上の画像の他に図書館で借りて読んでいた本もあるので、結構な数を読んだ。

理想の最期だなーと思ったのは、

「「今夜は浄土に詣らせてもらうよと、お世話をしてくれていた孫のお嫁さんに礼を言い、お嫁さんにも助けてもらったお礼をいい、本人と家族で
お念仏を唱えながら最期を迎えた」

というのを読んで、そんな事があるのか!
と衝撃&なんて凄いお婆さん👵
どんな徳を積んだらそんな境地になるのか。。
皆んなにきちんとお礼とお別れを言ってから去っていけるというのはいいなぁと。
お互いにとって悔いのないお別れ

お看取りの時は色々処置や対応があるので、
あまり考える事がないのだけど、後になって思い返すと、だんだんと亡くなっていく過程が不思議な感じがするし、寝てる間に突然亡くなる方の場合は、
寝る前になんか落ち着かなかったけど、これだったのかなーとか考えてしまう。

結局のところ、自分が体験する事でしか分からないけども、自分の意識がなくなってしまえばもう分からないし、一旦魂が体から離れて、上から自分を眺めてる的な事をして、丹波哲郎の様に戻ってこないと分からないのだな。。。


1番好んで読んだ本は
二階堂奥歯の八本脚の蝶で
これは奥歯氏が25歳で自らの意思でこの世を去るに至るまでのブログを本のしたもので、何度も読み返している。。
彼女は大変な読書家で、多くの引用があり感性も素晴らしいと思って、日記というより文学として読んでいる。
家族や恋人などがこの世界にとどまるように尽くしたけれど、どうしても彼女はこの世界で生きていられなかった。

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