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終の住処を探す旅

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定年を迎え、社宅に居られなくなる我ら夫婦が、終の住処をどこにしようかと、あちこち旅した話。
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#終の住処を探す旅

終の住処を探す旅 松山の住宅事情

終の住処を探す旅 松山の住宅事情

昨日、一昨日のさらに続き。

興居島の海が大変気に入ったわたしは、松山を終の住処と決めてもいいんじゃないか、と思った。

しかし、夫は慎重だ。

「便利なのはいい。海も近くて面白そうだ。しかし、ゴミ出し方法や、町内会の義務労働の多さなど、引っ越した後に後悔しそうなことも、きちんと調べておくべきだ」

夫は、完全に私に洗脳されている。

私の方は、先輩ライターさんが
「地方には地方の、財政的な事情な

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終の住処を探す旅 四国松山 興居島編

終の住処を探す旅 四国松山 興居島編

昨日の続き。
愛媛県松山市に上陸した私と夫は、松山城の聳える勝山の上から、海と市街地を眺め、2人とも悪くない感触を得ていた。
夫「都会だ!文化的生活が送れる!」
私「こんなに海が近い!遊べる!」

山の上からは、瀬戸内の島が遠く近くに、いくつも見える。
写真の右端に富士山のような円錐形のシルエットで浮かんでいるのが、松山から最も近い島、興居島(ごごしま)である。

フェリーで10分ほどで渡れる、松

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終の住処を探す旅 四国松山編

終の住処を探す旅 四国松山編

3回目の「終の住処を探す旅」にきている。
①伊豆半島の付け根②別府&周防大島、と来て3回目の本日は四国の松山市にいる。

四国上陸は、人生でまだ4度目だ。
高知、徳島、香川は宿泊したことがあるが、愛媛は初訪問、どんなところかとワクワクしていたら、予想とは真逆の大都会で驚いてしまった。

人が多いとそれだけで嫌になる私には、最初の印象は超マイナスだったと言っていい。

松山だけではない。
岡山から瀬

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