私はあなたの瞳の林檎/舞城王太郎

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読了日2018/12/23
私は〜
ずっと大好きな「林檎」に言葉で好きを伝え続ける僕。けれどその思いは伝わらないばかり。なぜ?思い出もたくさんあるのに。女の子は、男の子には面倒かもしれないけど、言葉だけでも行動だけでも感情だけでもダメなのです。すべてバランス。それがムズカシイのだけど。
ほにゃらら〜
天才芸術家に恋した一般的な美大生の私。自分に限界を感じたりもしたけど、天才に触発された。恋人にもなった。そして改めて気づく。彼は彼氏じゃなくて天才芸術家だった。だから私、彼のそばにはいられない。私もまだやりたい。
「私のやりたいことは、自分を信じられないうちはやれないことなのだ。」
僕が〜
十五歳で死ぬと思い込んでいる僕のそばには二人の女の子がいる。一人は僕のすべてを見透かし、一人は僕を矯正した。どちらも運命だ、奇跡だ。だから僕は恋した女の子と未来を約束する。


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