心臓の位置が及ぼす体の変化
今回のテーマは「心臓」の問題を取り上げます。
最近は、梅雨時の不安定な天候や
アフターコロナによる生活の変化などによる
過度なストレスで乱れがちな自律神経から、
心臓は大きく影響を受けていると言われます。
「不安や緊張時の症状」と「心臓」のメカニズムには共通点があり、
緊張感が持続することで「体の歪み」にも影響が出てきます。
「心臓」と「体の歪み」はあまり関係なさそうに思いますが、
心臓の位置の歪みが発生することで身体各所に悪影響を及ぼしてしまう、
そんな臓器です。今回は心臓に説明していきたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1688194724587-5dMYfecQ0V.png)
心臓の位置・・・左右の肺の間の縦隔という膜の左側で横隔膜の上
大きさ、重さ・・にぎりこぶし大 200~300g
心臓の働き・・・心臓は全身に栄養や酸素を含んだ血液を循環させる役割
1日に10万回拍動 1分間に約5ℓ 1時間に300ℓ
1日24時間 7200ℓを循環させる
心臓に異常があるとき
心臓のポンプ機能の低下に伴い臓器や筋肉に十分な血液が流れない
全身の血液が心臓に戻りにくく、うっ滞することでむくみが発生する
仮に10%心臓の機能が低下すれば1分間に4.5ℓ 1時間で270ℓ
1日24時間で6480ℓ (720ℓの減少) → 身体各器官の機能に影響を与える
![](https://assets.st-note.com/img/1688195038285-qS2pEJ1NRJ.png)
近頃、頭痛や倦怠感、何もかもが億劫になる、寝つきが悪い、夜中にすぐ目が覚めるなど自律神経の乱れによる症状を訴える患者さまが多くなっており、動悸や不整脈も目立っています。
原因として考えられるのが湿度の高さや運動不足、不安やストレスから自律神経を介した循環障害が心臓に過大な負担をかけています。
そして最も重要なのが、マスク常着により慢性的な酸欠に陥っていることです。
マスクを着けての呼吸は自分が吐いた息を吸うことになるため、どうしても酸素濃度が低くなり頭痛や吐き気を感じたり、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
今年の夏もマスクを着けて生活する可能性が高いため、マスクが不要な場面では外して深呼吸を意識することが大切です。自律神経は自分の意思とは関係なく働くためコントロールできません。
リラックスできること・リフレッシュする時間を見つけて自律神経のバランスを取れるような生活を心がけていくことで心臓への負担を軽減させていきましょう!
と、医学的には、こんな結論のお話になるかと思うんですが、
整体的にとらえてみると、
現代に生きる私たちは、仕事や日常生活でさまざまな
ストレスを感じ、精神的、肉体的にダメージを受けているのが現状です。
そのストレスに対抗する1つの手段として
過度に「飲んだり、食べたり」して、発散しようとすると思いますが、
そういった暴飲暴食が習慣化し「胃」への負担がおこりりはじめると、
胃体部の膨満により、左側の「腎臓」を下方へ押し下げる力がかかります。
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すると、左側の「腎臓」のすぐ後ろにある左の「大腰筋」を緊張させてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1688370332371-x5ZmekNCaj.png)
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「大腰筋」は胸椎の12番にくっついていますが、
同じく「横隔膜」も胸椎の7~12番についており、
左側の「横隔膜」も連鎖して下方へ引っ張られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1688370358634-IopcZX7eyu.jpg?width=1200)
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結果、左側の「横隔膜」に乗っている「心臓」も下がってくることで、
「心臓」本来の働きを100%発揮しにくくなります。
そして、それが常態化すると、体がむくみやすい状態になります。
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むくみが強くなれば、足が重くなり、股関節も固くなります。
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股関節が固くなると骨盤の変位がおこってしまいます。
様々な連鎖で体の各部位は関係している
ということですね!
どうか、食べすぎ、飲みすぎにはくれぐれも注意してくださいね。
※当院のYouTubeチャンネルでも、「心臓問題」について説明しています。
よろしければ一度ご覧ください!
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