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ゲストハウス日記#day13-パワフルアメリカ人女子から元気をもらう-

こんにちは。モロヘイヤです。

しばらくさぼってしまいましたが、メモを頼りに少し記録しておこうと思います。

さて、カレンダーを遡り、ゲストハウス13日目の6月24日。
今日は夜のお仕事、つまりチェックインの手伝いと、リビングルームでひたすらゲストとおしゃべりするというお仕事。

両親がイスラエル人で生まれと育ちはアメリカという同世代女子とずっとおしゃべり。彼女は6週間日本を旅して、あとはアメリカに帰るだけという。日本語も少し知っているというから、「なぜ日本語知っているの?」と訊くと、「私はサンフランシスコ出身なんだけど、私が住んでいた街には日本人が多かったから、高校で日本語を選択できたの。他の言語もあったけど、日本に興味があったから日本語を選んで、3年間勉強してた。もう忘れちゃたけどね」とのこと。

彼女は日本に来る前に大学を卒業し、仕事を始める前のバケーションに日本に来たという。今度は「何で6週間も日本に旅行することにしたの?」と訊くと、「日本語をやっていて日本に興味があったのと、せっかく旅に出るなら同じ国に長い期間いたいっていうのがあった」とのこと。

6週間の間、彼女は北は北海道から南は屋久島まで、縦横無尽に旅してきたという。「どうやって旅先を決めたのか」と訊くと、「高校の時の日本語の先生が滋賀出身の日本人で、彼女に訊いたり。琵琶湖も行った。山の稜線が重なってる感じとかとてもきれいだった!!」と話してくれた。時にはランダムに選び、「Onjyuku beachにも行ったよ」と言うから、「どこそれ?」となり調べると、千葉県の南の方にある御宿町の海水浴場のことだとわかった。「そんなところわざわざ行かなくてもいいのに(笑)」と心の中で突っ込んだけれど、彼女はどこもすごく楽しかったみたいで、どんな場所でも自分から楽しもうとする心を持っている人だとわかった。

インスタグラムを交換してみると、共通の知人がいるとわかり、なんと屋久島のゲストハウスのオウナーではないか!私が前に屋久島を訪れた時に泊まった宿に彼女も泊まったらしく、「えー!○○さん知ってるの!?」と2人で興奮した。知り合ったばかりの人とインスタグラムを交換することにあまり積極的ではないのだけれど、共通の知人が発覚するのは面白い。

他にも各地でたくさんの日本人とおしゃべりして、たくさんの思い出を作ったみたい。「こないだ電車に乗った時に、お年寄りの女性がかわいい眼鏡のストラップを身につけていたから、『Beautiful』って声かけたらね、『自分で作ったのよ』って言って差し出してくれたの。私はそんなつもりなくて、断ったんだけど、私にくれたの。一生大切にする」っていうエピソードが素敵だった。きっと彼女の人柄がおばあちゃんをあたたかい気持ちにさせたんだと思う。

「芸人を目指してたこともあった。もう諦めたけど」って話していた彼女は、エネルギッシュでユーモアたっぷりの話しっぷりだった。ジェスチャーや表情が豊かで、一緒に話していると自然に笑顔になった。会った人一人ひとりに記憶を残していくような人ってこういう人なんだろうな。私もこんな人になりたいな。

写真は彼女が街で見つけて思わず買ってしまったというノート。「cuteでstupidなものが日本にはたくさんあるよね」と話していたけど、ほんとうにそうだな。彼女は「スミスキー」も大好きらしく、コレクションしてるらしい。私もついcuteでstupidなノートが気に入ってしまって、後日たまたま見つけたからすぐに購入しちゃった(笑)

では、また。

2024/07/04 モロヘイヤ



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