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いつでもどこでも、大事な「わくわく」

本屋に行った。店を出てびっくりしてる。わたしが『本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR』を手にしていることに。

販売戦略にしてやられたのだ。
目を惹く真っ黄色のカバー。帯には『悩めるリーダー必読!」とある。ちらりと中見てすぐ棚に戻そうと初めは思っていた。パラパラとめくっていると一枚の紙が挟まっていた。

"書籍を一冊プレゼント!"

そう、この文言にやられたのだ。プレゼントしてもらえる書籍もわたしの関心のある分野だった。お得感にやられて買ってしまった。

どうしよう。リーダーでもないのに。

考えるより手が動いてた。とりあえず読んでみよう、と。こういう本との出会い方もたまにはいいだろう。直属の上司の考えていることがわかるかもしれないし、もしかしたら直接自分の役にたつかもしれない。本選びは合コンみたいなもの。手当たり次第合コンに参加していたら、気の合う異性に出会えるかもしれない。本選びにしたってそう。たくさんの本を眺めていたら、そのうちの一冊が運命の本になるかもしれない。

これを書いている時点で、まだ冒頭の三章しか読めていない。でも自分がいま仕事が楽しくないと思っている、転職を本気で考えている理由がわかった。

「もやもや」と「わくわく」のバランスが良くない。

この本では組織はたいてい「もやもや」している、と説明している。一部抜粋すると、

"組織のどのような立場にいたとしても、組織に対するネガティブな感情を持つことがある"

とある。でも組織は継続して存在する。それはなぜか。「わくわく」があるからだ。

"本来、目の前の仕事というのは、目指したい未来、ゴールを達成するためのものです。つまり、「わくわく」できる未来に向けて、目の前の仕事に取り組んでいるはずです"

これは個人にも当てはまるのではないか? いまのわたしは恥ずかしながら

「もやもや」>>>>>>>>>>>「わくわく」

くらいの式が成り立ってしまう。でもこれがわかったおかげで、転職する際の基準の一つとして「わくわく」があるかどうか、を考えるべきだと気づいた。これをどう判断すればいいかは今はまだわからない。でもその組織の人と直接接すればわかる気がする。そのためにすべき行動は、とにかく人に会うこと。その中でわくわくしている人を見つければいい。

次の自分は

「わくわく」>>>>>>>>>>>「もやもや」

こうありたい。


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