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【参考になった書籍・教材等も伝えます!】実務未経験からエンジニア転職を成功させるまでの道のり

この記事を開いていただきありがとうございます!

専門商社の営業(ルートセールス)だった私がエンジニア転職を成功させるまでにやったことを紹介します!

・大学(世間的には上位層の私立)は理系だったが分野は機械工学でIT知識はゼロ
・いわゆる第二新卒(社会人2年目)
・在学時や前職での目立った実績はなし(wantedlyの個別URLを見てもらうとわかります→ https://www.wantedly.com/users/37717170

と比較的取り柄のない私でも自社開発企業さんへ転職が決まりました。参考になれば幸いです。

 【事前準備編】

エンジニアになるにあたり、私はTECH::EXPERTに通うことにしました。TECH::EXPERTに通うメリットは

①オフラインでの学習環境が整っている
②実務では必須のチーム開発を体験できる
③高額なお金を払うことで、退路を断つことができる = やるしかない
④同期から得られる情報が結構役に立つ

かなと思います。(もっとありますが、ひとまずこれだけ)

まず独学ではなくスクールを選んだ理由は、自分の意志の弱さが一番です。一人でもガツガツ学習できる性格の人は、独学もしくはオンラインのプログラミングスクールが良いと思います。
①〜③に関しては自分が判断軸としていた部分です。校舎は綺麗で、メンターさんの教え方はピンキリではあるけど、大体の方はわかりやすく説明してくれます。
④に関しては通ってから感じたメリットです。IT知識のない私は同期にたくさん助けられました。

事前に学習したことは、htmlとcssだけです。udemyの未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコースを一周しました。

ですが、個人的にはもう少しやるべきだなと感じました。
① progate(Ruby)を一周ないしは二周
Railsチュートリアルを一周ないしは二周

①までできれば同期の中でそこそこ優秀(上位10%)、②までできれば同期の中で上位3%に入れる可能性は高い気がします。あくまで肌感ですが。
同期と比べる理由は、就職活動時にはライバルになるからです。TECH::EXPERTの卒業生が増えてきたことで、企業側は卒業生同士を比べます。だから技術面で同期もしくは先輩より優れておくことは、後々の就職活動で有利になります。そこを意識してTECH::EXPERTでの学習に取り組む準備をできるとかなり良いです。

【学習編】

2019年9月

2週間の事前学習期間をフル活用しました(2020年1月現在は事前学習期間がない模様)。そこで基礎カリキュラムを二周したおかげで、本格的に学習スタートするときには、周りと差をつけることができていました。もしあなたが通うとして、事前学習期間がないのであれば、【事前準備編】で書いた予習をしておくべきかと思います。その予習が後々自分を助けてくれるでしょう。

2019年10月

学習を進めつつ、ライフコーチに自己分析を手伝ってもらいました。これ、自分の中ではTECH::EXPERT通って良かったことNo.1です。前提として

・ライフコーチには学習面もプライベート面もなんでも相談して良い(相談したことないのでわかりませんが、下ネタとかはNGだと思います)
・私自身しっかりと自己分析をしたことがない
・エンジニアになると決めたが、今後のキャリアが思い描けない

という状況でした。本気で良いキャリア、良い人生を歩みたいと思うなら自己分析はマストな気がします。本気で人生を良い方向へ変えるためにTECH::EXPERTに入った、けれども自己分析がきちんと出来ていない、そんな人はぜひライフコーチに自己分析を手伝ってもらってみてください。

2019年11月

チーム開発が始まりました。チームで一人、スクラムマスターと呼ばれるチームをまとめる役割を決めるのですが、立候補しました。理由としては

① 就職に有利になりそう
② 良いプロダクトを作るのに一人では限界があるから、将来的に自分主導で良いプロダクトを開発するためにチームマネジメント能力を身に付けたい

の二点です。ありがたいことにチームの方々にもお許しをもらえたので、スクラムマスターになれました。

5人チームでしたが、個人個人が本当に優秀で恵まれていました。技術面での学びはもちろん、マネジメント面での学びも多かったです。拘束時間も短く出来たし心理的にも余裕を持てました。ここでは特にチームとしてメンターに褒められたことを並べます。

・情報の透明化
情報共有にはスプレッドシートを使用しました。スプレッドシートへは開発終了までのスケジュール、タスクの進捗管理をするためのガントチャート、各種APIキー、スプリントの振り返り(出来たこと、出来なかったこと、改善点、メンターからの指摘)などをまとめました。スクラムマスターの私主導ではなくチームメンバーからの提案がほとんどで、本当に素敵なスプレッドシートが出来たなと思います。
・仲の良さ
チーム開発も結局は仲の良さに尽きるそうです。チームは自分たちで決めるのではなく運営側が決めます。コミュニケーション能力と自己開示が重要かなと思いました。コミュニケーション能力は説明するまでもないでしょう。自己開示を具体的に言うと、スクラムマスターになった私は弱みをさらけ出しました。技術面ではなくプライベート面での。当時タイミングが良いことに彼女とフラれていたのです。起きたこととしては最悪ですが、タイミングは本当に良かったです。弱みを見せるのは距離を詰めるのに心理学的に良いって聞きました。あとは秘密を共有することも良いそうです。ぜひ試してみてください。どんなに悪いことでも、プラスに変えていきましょう。

2019年12月

12/6にチーム開発の発表が終わり、就職活動に入り・・・ませんでした。すぐ就職活動する人もいるのですが、私はポートフォリオ作りに励みました。ポートフォリオは何でもいいのですが、カリキュラム外で一つ必ず作るべきです。理由は

① カリキュラムだけでなくカリキュラム外での製作物を見せることで主体性を表す
② カリキュラムで使っていない技術を使うことで学習意欲+自走力を示す

です。なんだかんだ言って実務未経験なので、見られるべきは上の太字部分です(過去の実績がある方は別)。ポートフォリオを作らずとも就職決まる人もいましたが、過去の実績がすごい人かこだわりなく就職先を決めた人のどちらかだった気がします。

ポートフォリオ作りの際に参考にしたのはこちらの動画です↓

雑食系エンジニアのKENTAさんの動画は本当に参考になります。同期で優秀な人に教えてもらいました。ぜひチャンネル登録してみてください。

個人としては、この動画に出てくる技術を完璧には真似できませんでした。ポートフォリオ作りは年末までと決めていたので。自身のキャッシュフローを考えると年明けから就職活動しなければいけませんでした。ですが、やりきりたい方は、この動画に出てくる全ての技術を使用したポートフォリオ作りに励んでください。

年末には無事ポートフォリオが完成し、就職活動へ入ります。

【就活編】※ここまあまあ重要

結果 就職活動開始から3週間で就職先が決まりました。

まず使用したサービスとエージェントを紹介します。

① サービス
・doda
・wantedly
・Green
・lapras
・findy
・paiza
② エージェント
・TECH::EXPERT
・TRUNK
・個人エージェント(メガベンチャーに強い)

wantedlyとGreenを使用するのが個人的には一番良い方法だと思います。

採用時に企業側がかかるコストは wantedly < Green <<<<< エージェント

これが理由です。採用コストを考えると、未経験エンジニアを雇うのは安く抑えたいはずです。企業側のことも考えると良いよ、と就職活動中に会った方に教わりました。
利用方法に関しては、とにかく「気になる」だったり「話を聞きに行きたい」を押す、これだけです(しっかりとその理由を言語化できる企業だけですが)。

laprasとfindyは試すだけでも良いと思います。これらはGitHubや各種SNSと連携させるだけで、自分の能力値を定量的に表してくれます。findyは年収予測もしてくれました。460~540万と出た時には笑いましたが。paizaはコーディング力を上げるために使用していました。これを使用して就職活動もできるそうです。

次に就職活動中に意識したことです。

就職活動の軸を細かく決めました。

ビジョンへの共感・人 > 事業内容に興味あるか(自社開発の場合) or 開発だけでなく企画の段階から関われるか(受託開発の場合) > お金(高ければ良い) > 言語( Ruby > PHP > Java ) > 立地(恵比寿が定期券の範囲だと良い)

これでも荒いですが、こんな感じです。使用されている技術を就職活動の軸にしていると、他企業でも良くない?と言われた時に何も返せなくなるので、「ビジョンへの共感」を軸にしていました。
まあこれは戦略的にも企業選びの軸としても当たり前のことだと思いますが。企業が目指すゴールと自分が目指すゴールがあまりにもかけ離れていたら、きっとその企業にいても苦しいかなと。個人的な意見ですが。
あとは「人」です。前職でも一緒に働く人の大切さを学びました。そこで企業には
「実際に働いている人と話す機会をください」
と伝えました。断られることはありませんでしたが、断ってくるような企業ならこっちから願い下げくらいの考えでした。

これもしっかりと自己分析ができていたから、軸もはっきりしていたのだと思います!本当に自己分析は大切です。

【きっと一番気になっているであろう参考書籍・教材など】※ここだけでも見て欲しい

しっかりと全部みてくれた方は大変長らくお待たせいたしました。

Udemy

インフラの知識を補うために使用した感が強いです。学習期間中に大きなセールが三つもあり、爆買いしてしまいました。セール中は2000円以下で購入できるので、セール期間を狙ってください。

(1)未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコース

これでhtmlとcssを学びました。とっても丁寧です。まずはここから。

(2)はじめてのLinuxサーバー構築運用入門 - コマンド操作がはじめてでも自分でWebサーバを構築できるオンライン講座

webエンジニアを目指すにあたって、フロントエンド、バックエンド(サーバーサイド)、インフラの三つに大きく分けることができます。カリキュラムで学べるのはフロントエンドとバックエンドで、インフラに関しては深入りしません。それを補うための教材です。手を動かしながらできるので頭に入ってきやすいです。

(3)AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得

モダンなweb系企業はほとんどの確率でAWSを使用しています。これはKENTAさんの動画でも言われています。動画で紹介されている教材も良いですが、私はこれを見ながらポートフォリオにAWSを組み込みました。タイミングとしては、チーム開発を行いながら学習しましたがチーム開発前に見た方が良かったです。

(4)ゼロからはじめる Dockerによるアプリケーション実行環境構築

雑食系エンジニアのKENTAさんがyoutubeで話していた通り、Dockerをポートフォリオに組み込みました。本番環境で実装するまでには至らず開発環境のみでしたが、少なくとも学習意欲は示せたかなと思います。タイミングとしてはポートフォリオ作りに取り掛かる前に学習しました。

(5)Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター

チーム開発で必須のGitを理解できます。受講するタイミングとしてはチーム開発前です。チーム開発をするときにGitを理解できていない人は結構多い印象でした。これを見ておくだけで、チームに大きく貢献できるでしょう。

書籍

(1)UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」

プログラミングスクールをやりきる意志は当然ありましたが、それでも不安になり手を伸ばした本がこちらです。根性論は一切なく、なしとげる力に必要な要素を科学的な論拠とともに紹介してくれました。メンタルに不安がある人はもちろん、そうでない人も一読して損はないかなと思います。

(2)最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

勉強するからにはとにかく効率的に、深く学びたい、と思っていた私は思わず手に取ってしまいました。結果、めちゃくちゃ良かったです。TECH::EXPERTでの勉強法もこれの一部分を採用しています。勉強方法に自信がない方、知識の定着が遅い人はぜひ。

(3)新しいLinuxの教科書

エンジニアはコマンド操作が基本です。なるべく現場を意識して勉強したいのであれば、ターミナルでの操作(俗に言うCUI)をするべきです。その助けとなってくれる一冊。

(4)1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

これはTECH::EXPERTのキャリアアドバイザーに薦められて読みましたが、大当たりでした。「で、何が言いたいの?」「何が言いたいのかよくわからなかったからもう少し具体的に教えて」と言われたことがある人向けです。私自身話して伝えることが苦手で、この本に書いてあったことをもとに伝え方を練習しました。そのおかげで本番では自分の伝えたいことをしっかりと面接官に伝えることができました。

(5)入門 考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法

こちらもTECH::EXPERTのキャリアアドバイザーに薦めてもらって読みました。大当たりです。上記でご紹介した『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』とセットで読むと効果絶大です。1分で話せ、で伝え方を学び、こちらの本で伝えている内容に論理の飛躍がないかをチェックする方法を学ぶことで、論理的に、かつ相手にイメージしてもらえる話し方ができるようになります。

Techpit

ご存知の方も多いと思いますが、こちらは本当に素晴らしいサービスです。学習を進めていくと、色んな言語やフレームワークへの興味が出てくるでしょう。そう思ったら、まずTechpitのホームページを開きましょう。きっとあなたにとって素晴らしい教材が見つかります。
また、Techpit主催で現役エンジニアと駆け出しエンジニアの交流会を開かれました。一回だけでしたが、生の現役エンジニアの話を聞けたのは大きかったです。Techpitさんからの情報発信は要チェックです。

Youtuber

(1)KENTA / 雑食系エンジニアTV

途中でも少し触れましたが、KENTAさんからの情報も要チェックです。ポートフォリオ作成にも役立つ情報を発信してくれています。

(2)仮メンタリストえる

恋愛心理学をテーマに動画を投稿していますが、面接でも役立ちます。入り口は彼女にフラれたタイミングでしたが、結果的には面接対策にも活きてきています。どんなに悪いことでも、プラスに変えていきましょう。

【ありがとうございました!】

読んでいただきありがとうございました!

私はまだエンジニアとしてはスタート地点に立っただけです。これからもっと頑張らなければいけません。でもそのさきに何が待っているか、どんな景色が広がっているか、楽しみです。

そして今回、無事就職活動を終えることができたのは、両親、友人、TECH::EXPERTの同期・メンター・ライフコーチ・キャリアアドバイザー、など関わってくれた全ての人たちのおかげです。改めて、挑戦を支えてくれる人の大切さを実感しました。恩を忘れずに、どんどん価値を提供していきます!!

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