#4-3 Jordan|旅を栖とす
1. Schedule
9/27(金)day18 ~首都/Amman観光~
・朝方5時頃、町中に鳴り響く"アザーン"を聞きながらぼんやり起床。そういえばバーレーン国際空港の中でも、5時頃から大音量で流れていた。
・"アザーン"とは、イスラム教における「礼拝時間の呼びかけ」のこと。イスラム教では、ムスリム(イスラム教徒のこと)は1日5回の礼拝を毎日行わなくてはならないらしい。そのため、礼拝時間をアザーンによって知らせている。
・ただ、街の人は普通に活動している。イスラム教徒の若者にアザーンや毎日の礼拝5回について、本当のところどう思っているのか、ちょっと聞いてみたい。
・この日はペトラ遺跡を見に行く予定にしていたが、体調を考慮しキャンセル。9時頃に宿の朝食を食べるところから1日スタート。
・朝食時を一緒に食べたトルコ人男性、中国企業の風力発電のプロジェクトに参加するため、ヨルダンに来たらしい。今後はプロジェクトベースで参加・解散っていう働き方もあるのかな。
・朝食後、とりあえず体調悪化させない程度に宿近辺の散策に行く。
・イスラム教では金曜日が礼拝の日で休日となるため、ヨルダンの週末は金土。街中はお休みムードで、朝の人出と開いているお店は少なかった。確かに、あまり娯楽施設のようなものもなかったので、皆休日には何をしているのだろうか。
・フルーツジュースを1つ買い、宿に戻る。街の景観の統一感、ごみの少なさ、きれいな空気、食べ飲みしながら歩きたくなる(歩ける)環境最高。
・午後再度外出。宿受付の陽気なトルコ人にアンマンのおすすめの観光スポットを聞くと、ダウンタウン(町の中心部)とシタデル、とのこと。また、おすすめのOTC医薬品も聞いてみる。1聞くと10教えてくれて、英語の勉強になる。
・まずはダウンタウンに行く。アンマンのダウンタウンはこじんまりとしていて、歩いて回るのに適していた。客引きも一声だけ、タクシーも通りすがりにクラクションを鳴らしてくるだけでいい。ちょっと物足りないが。
・薬局で医薬品を調達後、シタデルに向かう。
・シタデルは世界で最も古くから継続的に人が居住した場所の1つとみなされている。ギリシャのような神殿や、宮殿、教会がある。また、アンマンの中で最も高台にあり、町を一望できる。ほんとどうやって作ったのだろう。
・シタデルの入場料は3JOD/人(615円)と安く、満足度高い。
・ダウンタウンからの移動はUber。ヨルダンのUberはクレジットカード払いでもすぐにマッチするので楽。また、5kmくらいの距離でも300~500円で乗れて非常に便利。街中どこにでもタクシーいるが、普通に捕まえると値段交渉から始まるのでめんどう。
・ダウンタウンとシタデルは大体2時間弱もあれば回り切れる。
・その後、Uberでまた宿に戻り(やたら他の観光地に連れて行こうとするドライバーで少し大変だった)、夕方晩御飯を食べに再出発。例のトルコ人宿受付におすすめのご飯処について聞いてみると、”Al Siran Restaurant”を教えてくれた。
・ここは鶏肉料理やバーガー系のジャンキーなものと、美味しく新鮮なサラダが食べれて価格も良心的。野菜が食べれるのも最高。2人で食べきれないボリューム感で9.5JOD(1,948円)と安い。地元民もたくさん来ていて、店内は常時混雑していた。
・食べ終えて、スーパーに寄って宿に戻る。19時くらい。
・20時頃、一人でフロント階までボトルに水を汲みに行くと、例のトルコ人に捕まって1時間程のトークセッション開始。冷蔵庫からマイコーラを取り出して、2人のコーラパーティーが始まった。
・相変わらずよく話してくれるので、英語実践の場。ヨルダンはNATOに守られているから比較的治安は良いということ(街の監視カメラをNATOも見てるとか)、ヨルダン人の平均月収は日本円で8万円くらいであること、一時期中国でUSBを仕入れトルコに転売したら儲かったこと、Youtubeで日本のアニメやヘビメタ、初音ミクを見て日本語を少し話せること等々、会話のバリュエーション豊富で面白い。また、彼自身勉強熱心で刺激も受ける。
・また、晩飯の"Al Siran Restaurant"も、ヨルダン人の月収からしたら、そこまで安くないのだろうなと感じる。物価比較は難しい。
・21時頃、部屋に戻り就寝。
・ゆるい一日だったけど、何よりこれまでの国と比較して街の空気がとても澄んでいるので、それだけで気持ちいい。
・また、その国の人と会話し、同じように買い物し、ご飯を食べる感じ。今回の旅は非日常を求めるのではなく、海外で日常を過ごしたかったんだ。これまでは少し行った先々の雰囲気にのまれてしまっていた。初心を思い出した。明日からは死海へ行くけど。
(#4-4へつづく)
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