#3-6 India|バラナシ散策①:ガンジス川と沐浴
ゴールデントライアングル散策後に訪れた"バラナシ"という街について。
バラナシはヒンドゥー教、仏教の一大聖地
なんといっても、ヒンドゥー教にとっての聖なるガンジス川とその住民の生活を目の当たりにできる
ガンジス川を中心に広がるバラナシ市内には、大小1500近いヒンドゥー教寺院と270以上のモスクがあると言われている
インド国内から年間100万人を超える参拝客が訪れ、ガンジス川の西岸約500kmに渡って伸びる階段状のガート(沐浴場、全84ヶ所)で身を清め、市内の寺院に参拝するらしい
ガート沿いには寺院や参拝客用のホテル、観光客用のホテル、民家が様々な形で立ち並び、ガンジス川の川面と美しい調和をみせている
1. Schedule
9/23(月)day14つづき 〜プージャ見物〜
・なんだかんだ寝台列車の疲れもあり、宿で昼過ぎまで休憩して午後から散策。
・宿は”Hotel River Rhythm Assi Ghat"で2泊。清潔感はあり。シャワーも比較的強め。5階のレストランからは、ガンジス川を見ることもできた。朝食はイマイチ。
・13:30に宿を出るも、あまりの暑さと声掛けと匂いにやられ、13:45に宿に戻る(早い)。
・暑さの落ち着いてきた17時に行動再開。宿近く(徒歩3分)の”Assi Ghat"へ"プージャ"を見に行く。
・"プージャ"の概要は以下。
ヒンドゥー教における神像礼拝の儀礼の一つ
儀式はいくつかのガートの先端部、ガンジス川の目の前で毎晩19時あたりに行われる(約1時間)
7人の僧がガンジス川に向かって祈りを捧げ、参加者(礼拝者)はガートの階段部に座る、時折一緒にお祈りをしたりしている
観光地化もしており、観光客は川の上のボートから見物していたり、見えやすい席に座らせてもらえたりする(いずれも有料)
・19時あたりに開始らしいが、2時間前に向かう。すでに場所取り合戦は始まっていて、礼拝者と観光客が入り混じっている。徐々に増える人。最終階段に座り切れず、立ちの人も多数いた。
・自分たちは、今回はボートの上からではなく、階段側から参加。ドライバーさんがプージャを仕切っている人と交渉してくれ、最前列で見れた。
・プージャ自体は賑やかなお祈りの儀式。毎晩行っているというのにすごい熱気。信仰の強さを感じる。
9/24(火)day15 〜日昇るガンジス川と沐浴〜
・ドライバーさんと5時半に集合し、早朝版のプージャ(名称はスワーディ?と言っていた気がするが、うまく聞き取れなかった)を見に行く。
・昨晩ほどではないが、すでに多くの人が集まってお祈りをしている。
・6時前に朝プージャが終わり、その足でAssi Ghatからボートに乗り、ガンジス川遊覧。朝日登るガンジス川で、沐浴を行うインド人たちの姿を見ることができた。
・ガンジス川はインドの人口増に対する上下水のインフラが整っていないことから、世界の中でもトップクラスに水質汚染が進んでいる川とされ、インド政府としても、沐浴には注意喚起をしているよう。それでも進んでガンジス川に沐浴する人々の姿からは、信仰の美しさを超えて恐怖すら感じた。
・また、沐浴している姿自体が観光名所みたいになっている。地元民は沐浴の姿をボートから見られているのを、どう思っているのだろうか。手振ってくる人もいたけど。
・想像以上に、ガンジス川では当たり前に沐浴が行われていた。
(#3-7へつづく)
ご質問があれば答えられる範囲でお答えします!コメントはお気軽に是非。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?