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レッスンレポート〜人の耳に届いて初めて音楽と呼ぶ〜

こんにちは。
今日は本当にこの最初の挨拶が思いつかないので、勘弁してほしいモロエです。
#誰も期待してない


さて。
昨日は生徒さんから逆に僕が教わったことがあったのでご紹介します。
あの名画『モナリザ』だって、名曲『エリーゼのために』だって、その作品を有名にしたのは他でもない『人』です。
作品は自分から営業はできないので、多かれ少なかれ作品が世間に広まるためには、必ず『人』の力が必要になります。
逆に言うと、
人に見られない作品は、例え何日間かけて作られようと、物凄くよく出来ていようと、『作品』とは呼べないんですね。

人を介して、他人の目•耳に届いて初めて、『作品』となるわけです。

昨日レッスンをしたSくんはこのことを誰よりも心得ていて、
「例え練習であっても、相手がいないのであれば僕は歌えない」と話していました。
人がいて、人に聴かれて初めて『音楽』になる。
何だかすごく個人的に刺さった一言だったのでシェアさせて頂きました。

【ちょっと話は変わりますが。。。】
今回この一言を僕にぶつけてくれたのは21歳の男の子。
僕より7こ下です。
僕は昔から『年上の方が優れている』という考え方に疑問を感じていました。
僕の理論ではむしろ逆で、『年下の方が優れている』と本気で思っていました。
#おかげて本当に先輩連中から嫌われて生きてきたよ
だって、技術や教育はどんどん進化している。
スマホだってSNSだってすぐ使いこなす。
そんな年下たちに僕たちができることって何だろう?って結構真剣に考えてみた。
それはやっぱり『経験を話す』ことなんじゃないかなと思う。
あくまで『話す』であって、『押し付ける』のではない。
だから例えば
「私(親)はこうやってピアノを練習したのだから、○○(子)もそうしなさい!」はダメで、
「もしやり方がわかんないのなら、私はこうやってピアノを練習してたから、試しにこうやってみたら?」は素敵。
そうでもしないと、人間は進化できないですからね。

なんかそんなことを考えて、より『学びの場プロジェクト』の重要性を再認識したモロエなのでした。

モロエが経営するピアノ/ボーカル教室『Sound Free Joy』のURLはこちら⇒https://www.sound-freejoy.com/all-music/

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