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「あなたのせいじゃない」

 私の子どもが赤ちゃんだった頃、おじいちゃんのところに遊びに連れていくと
「じゃあまたね、風邪ひかせないように。ね!」と、帰り際にいつも言われていました。
優しい言い方でしたし、悪気ない義父に言い返すわけにもいかず「はい…」と苦笑いしながら答えていましたが…
心の中では
「どんなに気をつけてても、子どもは風邪をひくわい!子どもが風邪ひいたら母親のせいっていうわけかい?」と思ってました。

もちろん私なりに、厚着すぎないよう薄着すぎないよう気をつけたり、汗をかいたらなるべくすぐに着替えさせたり、できることはがんばっていたのです。

それでももちろん子どもは風邪をひくし、熱も出すし、ケガもする…そのたびに「私のせい?私に何か足りなかったから?」と自分を責める気持ちになったことを思い出します。


園では今日も、子どもが風邪をひいたりコロナになったりケガをしたりした時に
「私のせい…?ごめんなさい…」という怯えた顔のお母さんがいます。
(不思議とそんな表情のパパは、あまり見たことがありません。)

そんな自分を責めているお母さん達に…
「違いますよ!あなたのせいじゃない。誰のせいでもないです。どんなに気をつけていても、子どもは風邪をひきます。熱を出します。こんなに流行っていたらそりゃコロナにもなります。
あなたのせいではないんですよ。」
と大きな声で言いたいです。

心いためているママ達へ…

これから、すこしでも心かるく子育てしていけるように…

幾度もの熱性痙攣、迷子もたくさん、ケガもたくさん(何針縫ったことか!)激しい夜泣きが何年も続いて睡眠不足に追い詰められて…
それでも結局おもしろかった私の子育てのことも交えながら…

保育を仕事にしている者として
つらい時も大変な時もある子育てが、
少しふんわり軽くなるようなお話を
書いていきたいと思っています。
どうぞ よろしくお願いします(^_-)

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