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大富豪が実践しているルーティン

大富豪には、早起きして活動している人が多いようです
『自己啓発の名著から学ぶ世界一カンタンな人生の変え方』『やってみてわかった成功法則完全実践ガイド』などの著書がある高田晋一さんが、過去の様々な文献から、「大富豪が実践しているルーティン」を紹介します。


大富豪たちのルーティン1

朝、早く起きる

柳井正氏

2020年日本長者番付のトップであり、ユニクロの創業者である柳井正会長
自著、『成功は一日で捨て去れ』の中で、毎日7時には出社していることを明かしています。

また新日本観光会長で、日本有数の大富豪の一人である糸山英太郎氏
朝4時に起きると自著に書いています(糸山英太郎『金儲け哲学』)。

2019年香港長者番付1位で、中国・香港最大の企業グループである、長江実業グループの創業者、李嘉誠会長も毎朝6時に起きていると言われています。(西原哲也『李嘉誠―香港財閥の興亡』)。

ジェフ・ベゾス氏

Amazon創業者のジェフ・ベゾス会長もウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで「早寝早起きして、朝はのんびり動き回るのが好き」と語っているくらい、経営者がよく実践するルーティンです。

人間は夜よりも朝の方が作業効率が圧倒的に高いと言われています。
そのため、彼らはは早起きをして、クリアな頭で色々な作業に取り組むのでしょう。


大富豪たちのルーティン2

毎朝、時間をかけてニュースを見る

ドナルド・トランプ氏

かつてトランプ・オーガナイゼイションという大企業グループの会長を務め、2006年には世界長者番付にもランクインしたドナルド・トランプ前米大統領は『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ』の中で、朝、1時間かけて新聞を読むと述べています。

李嘉誠も朝、テレビのニュース、中文紙メディア、英文メディアなど
あらゆるメディアをチェックすると言われていますし、糸山英太郎氏も、インターネットのマーケット情報、CNNニュース、新聞などを誰よりも早くチェックすると述べています。

朝に限らず、日ごろから彼らは情報収集に時間と労力を厭いません。
2016年の世界長者番付で96位にランクインした、ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長は、新しいメディアを買収する度、その業界のあらゆる情報を集めると言います(ウィリアム・ショークロス『マードック―世界のメディアを支配する男』)。

ポール・アレン氏

また2018年の世界長者番付で21位にランクインした、Microsoftの共同創業者、ポール・アレン氏は創業当時、業界誌はすべて目を通し、ワシントン大学図書館のコンピュータ関連の棚を定期的にチェックしていたと述べています(ポール・アレン『ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト』)。

高度情報化社会の現代において、情報収集ほど大事なことはありません。
新しい情報をいち早く知り、他社に先駆けて動くことこそ、ビジネス成功の近道であることを彼らは知っているのです。


大富豪たちのルーティン3

毎日アイデアをメモする

孫正義氏

2018年日本長者番付の1位であり、ソフトバンクの創業者である孫正義会長が若い頃、「毎日5分、発明アイデアを考えてノートに書く」ということを習慣化していたことはよく知られています。
そのアイデアの1つが「音声機能付き電子翻訳機」であり、後にシャープで商品化され、電子手帳の原型になったと言われています(井上篤夫『志高く 孫正義正伝』)。

また1985年から1988年まで世界一の大富豪として君臨した、ウォルマート創業者、サム・ウォルトン氏は毎朝、必ず何か改善しようと決心して起き、聞いたこと思いついたことなどすべてを黄色いノートにメモしていたと言われています(サム・ウォルトン『私のウォルマート商法』)。

更に2つの会社を経営しながら投資銀行のパートナーも務め、後にフロリダ国際大学の学長となったモデスト・マイディーケ氏は、重要な決定事項や会議のほか、誰に会ってどんな話をしたか、どんなことを思ったか、すべてをノートに書き留めていると述べています(ジェフェリー・フェファー『「権力」を握る人の法則』)。

彼らは常に改善点を探しています。何かを少し工夫することで、より生産性や効率性を高められないかと考え続け、ふと思いついたことをその場でメモします。えてして素晴らしいアイデアや思いつきほど、次の瞬間には忘れてしまうものだからです。


大富豪たちのルーティン4

全てを忘れて眠りにつく

レイ・クロック氏

マクドナルドコーポレーションの創業者、レイ・クロック氏は寝る前に行なう、奇妙な習慣がありました。
それは「心配事をすべて忘れる」というもので、具体的には、「頭の中に黒板をイメージする。緊急のメッセージで埋め尽くされているが、黒板消しを持った手が、それを端から消してきれいにしていく。頭の中をこれで空っぽにした」と述べています(レイ・A. クロック『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝』)。

また2020年の世界長者番付で3位となった、LVMH会長兼CEOである、ベルナール・アルノー氏も「不安やストレスが多いときには、早く床についてすぐに寝てしまいます」と述べています(ベルナール・アルノー『ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る』)。

デール・カーネギー氏

更に自己啓発の神様と呼ばれるデール・カーネギー氏も名著、『道は開ける』の中で「明日のことを思い悩むな」と説いています。

彼ら経営者たちは毎日、膨大な量の経営判断が求められますし、多くの問題を解決する必要があります。
それらをずっと思い悩んでいては精神を病み、やがては身体を壊してしまうでしょう。
そこで彼らはその日のうちに起きたことはすべて忘れ、心地よい眠りにつくのです。


大富豪たちのルーティン5

静寂の時間を持つ

スティーブ・ジョブズ氏

Apple共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏が生前、禅を修め、瞑想を実践していたことはよく知られています。
「じっと座って観察すると、自分の心に落ち着きがないことがよくわかる。静めようとするともっと落ち着かなくなるだけど、じっくり時間をかければ落ち着かせ、とらえにくいものの声が聞けるようになる」
(ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ』)。

またスタンダード・オイルを創業し、世界史上最大の資産を持っていたとも言われるジョン・D・ロックフェラー氏は毎朝、祈りを捧げる時間を持っており、聖書から選んで詩句を暗唱した後に、10分から15分お祈りをしていたと言われています(デイヴィッド・ロックフェラー『ロックフェラー回顧録』)。

ビル・ゲイツ氏

一方、毎日のルーティンではありませんが、Microsoft共同創業者、ビル・ゲイツ氏が定期的に「読書休暇」をとり、数週間誰とも連絡をとらず、ただ読書をして一人の時間を過ごすことはよく知られています(ジェームズ・ウォレス『ビル・ゲイツ―巨大ソフトウェア帝国を築いた男』)。

更に日本で言えば、2019年の日本長者番付で14位にランクインしている、ニトリの創業者、似鳥昭雄会長は、定期的に断食道場に入って食を断ち、自分と向き合う時間を設けるそうです(似鳥昭雄『運は創るもの ―私の履歴書 』)。

彼らは精神の安定を図るために、様々な方法で静寂の時間を持ちます。
特に瞑想、あるいはマインドフルネスは、集中力や生産性を高める効果があると言われ、GoogleやFacebookといった企業が研修として取り入れていることはよく知られています。

参考文献
ベゾス、ジョブズ、孫正義…世界の大富豪が実践する「5つのルーティン」

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