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はじめてのnote / 写真家・森谷修

写真家の森谷修です。noteページ開設にあたり自己紹介をさせていただきます。


プロフィール


森谷修(モリヤオサム) 1965年 東京都生まれ
株式会社東北新社CM撮影部を経て独立。
フリーランスのフォトグラファーとなる。
CM(映画含む)撮影部時代から培った照明ライティング技術による
スタジオ撮影が評価されて、タレント撮影を中心に商品広告など幅広い分野で活動している。
2005年写真作家としての活動をスタート。
モノクローム表現に強いこだわりを持ち暗室作業は、もちろんプラチナプリント等の古典技法も追求している。
現在ライカアカデミー講師 主催する写真ワークショップは18年目に突入。

著作

写真作品と文章によるエッセイ、カメラ写真系ムック本などを執筆しています。

1「銘機浪漫〜カメラが僕にくれたもの〜」

エイ出版社 2006年
詳細はこちら 文庫本サイズのカメラエッセイ本。
私が仕事から普段の撮影まで愛用する機材と、それによって撮影された作品群を掲載しています。全編モノクロ作品、印刷もこだわったダブルトーン印刷です。たくさんの方に自分の名前を知ってもらった思い出深い書籍でございます。
絶版ですが、そこそこ売れたらしく中古市場で安く手に入りますので、ご興味ございましたらぜひご一読いただけたら幸いです。

2「ライカの魔法」

エイ出版社 2009年
詳細はこちら 前作「銘機浪漫」の続編、A5サイズの書籍となります。
長年愛用する「ライカ」に焦点を絞ったカメラエッセイ集。
フィルム時代、クラカメ全盛期から徐々にデジタルへの移行が始まった頃の書籍になります。フォコマートや暗室の情報も多く取り入れています。

3「デジタルで極める完全なるモノクローム」

ホビージャパン 2022年
詳細はこちら こちらはデジタルカメラを利用したモノクロ表現の手引き書。
基本的な考え方から、撮影の極意、モニター環境の設定、プリントアウト技術まで様々なノウハウを詰め込んでいます。デジタルネガから焼き付ける古典技法(プラチナプリント)についても触れています。

4写真集「バリの祈り」

同名写真展示に合わせて制作された写真集。バリ島シリーズの集大成となりました。オフセット印刷版は絶版になりましたが、オンデマンド版がAmazonより手に入ります。詳細はこちら

写真作品シリーズ


市ヶ谷DNPプラザで長期開催された展示の模様

「沖縄モノクローム」

銀塩モノクローム、特に6x6正方形で制作したシリーズ。観光の賑わいとは少し違う静かな沖縄の風景を切り取った作品群です。波の音だけが響くような、静かな写真を心がけました。各地で写真展示を行なった私の原点と言えるシリーズとなっております。

「バリの祈り」

写真家(写真作家)としての特徴が全て出ていると感じます。こちらも6x6正方形フォーマットのみ、機材はハッセルブラッドのみで撮影いたしました。南の島々に色濃く残る信仰のあり方、遠い昔の海を渡る民にも思いを馳せた現在取り組む「熊野」シリーズへ至る重要な作品群と捉えています。

「熊野」

2018年、創建して2050年という長い歴史を持つ熊野本宮大社へ、その記念の年に、この先「一千年残る」プラチナプリント作品を奉納いたしました。遠き昔の人々に思いを馳せ、今の熊野を歩き撮影する、そしてそれをさらに未来へと「残す」。写真家・森谷修の集大成と位置付け邁進いたしました。現地の植物より作られた紙(和紙、特別に漉いていただきました)に、半永久的に変化のない金属プラチナを塗布して感光させる古い写真手法を用いて作品制作をいたしました。

最後に

写真の話、機材カメラやレンズの話、写真ワークショップのこと、技術情報や奥義、書き記したいことが多くうずうずしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


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森谷修_photographer
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