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ネガティブもポジティブもない。そこにあるのは起こった事実だけ。という話

なんでこんなことで卑屈になっているのだろう。
なんでこんなことで怒っているのだろう。

皆さんの周りにも、気がつけば腹を立てている人や、クヨクヨしている人がいるんじゃないでしょうか?

『価値観の不一致』と言ってしまえば確かにそうなんですが、極端にネガティブな雰囲気を醸し出している人は、どうも私も理解が追いつかないことがあります。


■コロナ禍で得た喜び

こんな面白い研究があります。

被験者に対して“ある質問”をして、返ってくる答えで脳疲労になりやすいかどうかをみるものです。

“ある質問”の内容とは
『コロナ禍で得た最高の喜びは何ですか?』
というものです。

一般的に見れば、世界的なパンデミックで、死者がでたり、医療崩壊が起こったり、本当に大変な出来事でした。

そんな中で得られた喜びとは一体なんでしょうか?

・新しい事業が成功した
・オンラインが増えて優秀な人材とそうでない人材を見分けることができた
・オンラインが増えて煩わしい人間関係がなくなり、ストレスから開放された
・家族どの時間が増えた
・新しい趣味に挑戦した

などなど…これらは実際にテレビで報じられた内容です。

一見誰もが悪いイメージを持つであろう『コロナ禍』というワードに対して、自分なり価値観でポジティブなイメージに転換できるか、ポジティブな側面に目を向けられるか

そこがこの研究のポイントです。

あるのは『コロナ禍になった』という事実だけで、考え方でポジティブにもネガティブにもなるということです。

■脳がキャパオーバーしてないか

脳が疲労していない状態というのは、発想の転換も容易です。
キャパオーバーになっていないので余裕があるからです。
結果として物事をポジティブに考えることができますよね。

脳が疲労している場合は逆です。
ストレス、情報過多などでキャパオーバーだと、『コロナ禍』という言葉をただまっすぐに受け止めて、「コロナ禍の喜び?何言ってんだ?」となるかもしれませんね。

日頃、或いは最近気持ちの落込みが激しいなと感じるのであれば、

『そこにあるのは“起こってしまった事実”だけ』

というのを頭の片隅に置いておいてはいかがでしょうか。


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