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セラピストのキャリアが3年目になったら意識してほしいこと

今回は全てのセラピストに向けて、『セラピスト歴3年目』について、超個人的な記事を書こうと思います。
※2024更新


■最低限の約束事

あなたの周りに『上手なセラピスト』はいますか?

また、あなたは『上手なセラピスト』でしょうか?

何をもってして“上手”とするかは、ひとそれぞれ違いますが、最低限の約束事があります。

それは

相手を不快な気持ちにさせないことです。

不快な気持ちにさせる要因として、具体的な例をいくつか挙げると、

  • リズムが不安定

  • 圧の強弱が不安定

  • 入圧角度の不安定

  • ゴソゴソ触ったり無駄な動きが多い

  • 骨を押している

などがあります。

これらを感じさせると、不快感に加えて、キャリアが浅いことがすぐにバレます。

リラクゼーション業界に入って1~2年の間に、これらは必ずクリアしておかなくてはいけません。

逆にいえば、これらをクリアしてしまえば、“上手・下手”はあまり関係なくなります。

■“上下”ではなく“左右”が重要になる年

さて、キャリアが3年目にもなると、殆どの人が、前述した約束事をクリアされると思います。

そしてこの年からは、セラピスト自身の『個性』が重要になってきます。

『“上手・下手”はあまり関係なくなる』

と上に書きましたが、
上手・下手を『上下』とするならば、個性は『左右』と私は捉えています。

周りのセラピストに目をやると、

左を向けば“ツボに強い人”。

右を向けば“美容に強い人”

もっと広く見渡せば、“治療系に強い人”、“アロマに強い人”、“東洋医学に強い人”・・・色んなセラピストがいますね。

セラピストを3年も続けていれば、『これは面白いな』と思うこと、『これはしっくりこないな』と思うことなど、興味のある事と、ない事がハッキリし始めます。

これはあなたに、セラピストとしての『個性』が芽生えた証拠です。


キャリアを重ねていく中で『これは面白い!』という気持ちから、あなたの個性が生まれます。

あなたの『面白い!』と思ったものは何ですか?

それをしっかりと持ってください。それがあなたをセラピストとして成長させていく上で、最も重要な糧になっていきます。

■感動が自分を助けてくれる

極論、人間は感動したものしか記憶に残りません。

嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと・・・

心が動いた時に、記憶に刻まれます。

キャリア3年を迎えたあなたに『面白い!』と思えることがあるならば、それをガンガン学んでいって下さい。

必ず記憶に残り、財産になります。

これから先、

5年、10年と続く中で、記憶に残ったものは、自分をさらに昇華させてくれます。


『上手下手』も大事ですが、意識すべきは『左右』です。

あなたは何かに夢中になれていますか?

上下ではなく左右を見渡し、光る個性を見つける年。


それがセラピスト3年目です。


森脇由宇


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