【Oilpastel#6】配色はモチーフの表情や雰囲気を捉える
前回、オイルパステルをぼかさずに描くことが、自分にとってしっくりくることがわかりました。
水彩紙ではなく、ダンボールの切れ端に描くことも楽しい発見だったので、続けて2作目も描きました。↓
個人的に配色のバランスが上手くいったと思ってます。
こういうのって、不思議とモチーフになってる動物の表情や、雰囲気に左右されますね。
優しい顔だと、選ぶ色も優しい色になるし、
活発な感じだと明るい色を自然と選んでいます。
私は色のバランスをロジカルに見ることができないので、すべて感覚頼りです。
以前、某SNSに投稿した時に、
『色数が多いのに、ごちゃごちゃ感がなく、まとまって見えるのがスゴイ』
というコメントをいただいたことがあるのですが、逆にそういったやり方だからこそ、モチーフにマッチした、まとまった配色になるのかなと思っています。
ただ自分としては、感覚で色をのせることはスゴイとは思っていません。
むしろ、こういう配色に関しても、ロジカルにコントロールしながら描けるスキルも必要だと思っています。
技法に関しては、前回同様ぼかしを行いませんでしたが、あえてぼかしを入れなくても、塗り込むことでしっかりと他の色と馴染み、いい感じのグラデーションになります。
どちらが良い悪いではなく、これは完全に好みの問題ですね。
パステルの厚みや、タッチを残したい場合は、塗り込んだ方が効果的です。
このキリンの絵と、前回のライオンの絵は、ありがたいことにSNS経由でお嫁に行きました。
自分の作品に価値を感じていただけることは、この上なく嬉しいことです。
自分の作品を後から見返すことは普段あまりしないのですが、改めて見るとなんだか可愛いもんですね。
使い古された言葉ですが「まるで自分の子供のよう」です。
今もちゃんと飾ってもらえていたらいいな。
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