2022/7/18 事例から学ぶコンサルタントとしての価格の決め方
今回は、2022年7月18日に行われたリベコ理事の猪瀬慶久さんによる「事例から学ぶコンサルタントとしての価格の決め方」のご紹介です。
マーケティングの4P(Place:軸足の置き方、Product:商品開発、Promotion:広報、Price:価格)と言われます。猪瀬さんはこれらをテーマにして、前3つについては、既に1~5月に、講座を開催して来られました。今回は最後の価格についてです。
何故キャリアコンサルタントをやっているのか、どんなことができるのか、どの程度できるのか、そしてそれを物語にして話して欲しい、その物語をどんな人にどのようにして届けて行きたいと考えているのか、という小学生の猪瀬君の質問、要望に回答・対応するワークが行われました。小学生に伝われば、経営者にも伝えることができるのです。
物を売るのではなく物語を売る、キャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングを売るのではなく、コンサルタントの独自の関わり(生き様)を売るのです。私達の関わりが、企業の経営資源であるヒト、モノ、カネ、情報のどこにどのように役立つのかを、物語として語ることができると良いと猪瀬さんは言います。
お客様に提供するものを、情報提供、問題解決、課題解決、vision伴走の4局面に分けます。問題解決は、火事が起きた場合に消火すること、課題解決は、火事が起きないようにすることになります。それぞれの局面について、製品、価値、期間を設定するのです。
私達の活動内容を、3軸(open-close、input-output、philosophy-science)で整理し、その活動がどこに位置しているかを考えることも重要です。これが価格設定の基本になります。猪瀬さんの仕事の価格の変遷が示されましたが、詳しい売り上げの構成等については、2022年8月27日(土)の講座で話されました。
最後に、価格の決め方の3原則が示されました。
1.資格=価格ではない
2.生き様を語れて誇れる
3.自分で決める
労働生産性や相場ではなく自分で決めることが重要と猪瀬さんは強調しています。
「リベラルコンサルティング協議会」
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