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2020/11/28 キャリアコンサルタントの可能性

【キャリアコンサルタントの可能性】

みなさんが「資格を取ろう」と考えるのはどんな時ですか?

その資格を持つことで行うことができる仕事を得るためだったり、ご自身のキャリアに箔を付けるためだったり、はたまた、会社の事業のために上に言われて・資格手当のために、といった方もいらっしゃるかもしれません。

資格には、いくつかの種類があります。医師や看護師のような、資格を有することでその分野の仕事を独占的に行うことができる「業務独占資格」と、栄養士や保育士のような、その資格を持つことでその資格を名乗ることができる「名称独占資格」、ファイナンシャルプランナーのような「技能検定」や、衛生管理者のような「設置義務資格」といった種類のものもありますね。

「キャリアコンサルタント」は、名称独占資格です。独占的に行えるなんらかの仕事が存在しているわけではありません。今、ご自身が行っている仕事をする上で、その肩書きや称号を支える資格である、と表現すれば一番しっくりときます。そう捉えてもらうと、いかにキャリアコンサルタントが「自分軸」ありきの資格なのかということを想像していただけるかと思います。

「リベラルコンサルティング協議会」の名称にもなっている「リベラルアーツ」とは、その「自分軸」を持ち続けていくための重要なキィワードです。毎回の講義でお伝えしている内容の、全ての基盤となっている考え方でもあります。


「自分軸」とは、必ずしも学歴・職歴のように具体的な指標があるもの、科学的・数値的に証明されていることではないかもしれません。


しかし、人が人にシンパシーを感じるとき、ビジョンに共感するとき、必ず「抽象化」や「抽象的思考」が行われています。学歴と肩書きが重視されていた前時代において、その人の仕事の本質を見ようとする人は少なく、今ではあたりまえになりつつあるパラレルキャリアは「怪しい」「専門性がなさそう」だと捉えられてきました。しかしここ10年ほどで、「多様な視点を持つ人」「貴重な人材」などと言われるようになり、捉えられ方は大きく変化しています。

これまであたりまえだったものごとを抽象化して捉えなおそうとする動きは、コロナ禍を経てさらに加速しています。時代の変革期にある今、同じ時代を生きる、多様なキャリアを持つ全ての人々がWin-Winになるビジョンの共有を、コンサルタントやキャリアコンサルタントが率先して行っていく未来を創る。

そんな理念のもと、会員・非会員に向けたリベラルコンサルティング協議会の講義を開催しています。


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「リベラルコンサルティング協議会」
【会員募集中!】コンサルタントが未来に羽ばたくために、自らアップデートでき、豊かで潤いあるキャリアを歩みたい仲間を募集しています。
https://liberal-consulting-association.com/
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