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2021/9/6 キャリアコンサルタントを取りまく社会の現状

【キャリアコンサルタントを取りまく社会の現状】

コロナ禍の2021年夏、キャリアコンサルタントを取りまく社会の現状はどうなっているのでしょう。
大きく分けて3つに分類できます。

1つ目は、「ハイブリッドワーク」へのシフト。

つまり、リモートとリアルのハイブリッドです。
マイクロソフト社の調査によると、「柔軟なリモートワーク導入を希望する層」が73%、「リアルで対話を増やしたい層」が67%という結果が出ています。
7割がリモートとリアルを求めており、どちらも重視されていると読み取ることができます。

2つ目は、「小さなチームによるプロジェクト化」。

社会の予測不能な動きに対応できる、「アジャイル」の導入です。
従来、一つの機能を実装する際、完成するまで方針を変えずに走り抜けるのが、日本企業のスタンダードな仕事の仕方でした。
しかし、現代のような予測不能な社会では、途中で方針を変えながら走り続ける必要性に迫られます。
少人数体制で、状況に合わせて変えながら走る、そういったプロジェクトの進め方が必須です。

3つ目は、「人権や社会性を重視する価値観」が強まっていること。

人権・社会性を欠いた発言には、非難が集中する傾向にあります。
そして、この価値観は先進国の中でも日本が遅れをとってもいました。
従来のプロジェクトにおいて重視されていた「なにを」「どうやって」やるのかという価値観も、「だれが」「なぜ」やるのかという価値観へと移行しています。その「だれ」「なぜ」が人権・社会性を欠いていると、社会には受け入れられません。

あなたは、なぜキャリアコンサルタントなのですか?
どんなことができますか?

ぜひ、それらを関連づけた「物語」を語ってください。
その物語を、どんな人にどのようにして届けていきたいか。どんな人にあなたの物語の「登場人物」になってもらいたいかを考えてみてください。

聞き手が、ただ聞くだけではなく、「自分もその物語の登場人物」「同じ世界観を目指してやっていきたい」と思えることが、真のナラティブには必要です。

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