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2020/9/7 従来型のキャリコン、これからのキャリコン

【従来型のキャリコン、これからのキャリコン】
※8月3日「[Zoom開催]コンサルタントの専門分野を考える。キャリア編(須田 万里子)」のレポートです。

採用、教育、人事評価、労務管理サポート(ハラスメント、メンタル)、組織力向上、働き方改革、生産性向上……
従来型のキャリコンの仕事を全部やろうとすると、数千万円かかります。

これはコロナ禍のクライエントには向いていないですね。

これからのキャリコンには、業界特有の課題を知り、対応していくことが必要です。

これまで誰も経験したことがないウィズコロナ時代、企業とっては自分たちの課題も、それを解決した姿も想像できないかもしれません。クライエントの業界の課題は何か、今一度考えてみましょう。

例えば、人材会社の課題は15年前とほぼ同じです。15年前の事例がそのまま活きていたりもします。これは、世の中の流れに対して組織の中身が変わるのがいかに遅いかということの現れです。

これまでは、売上を上げるための研修の要望が多かったと思います。「パラレルキャリア」や「社員の自立を促す」なんて話をすると、「そんな研修をしたら社員が辞めてしまう」とおっしゃる企業が多かったです。

しかし、最近は「キャリアの研修をやってほしい」「ライフラインチャートなど、社員が人生を見直せる研修をやってほしい」、そんなニーズが増えてきました。

結局は、売上も人のキャリアの上に成り立っているんですね。社員目線からは「どうせ、会社だけが儲けてるんでしょ」、経営者目線からは「もっと働いてもらわないと、福利厚生などお金がかかっているんだから」、そんな溝はお互いがもっと対話することで、接点を見出していけるのだと思います。

人と企業の接点を視覚化していく方法。それが、私たちのキャリア研修なのだと思います。

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