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2022/5/9 コンサルタントの時間管理術

【コンサルタントの時間管理術】

今回は、5月9日に行われたリベコ代表理事の森田昇さんによる「コンサルタントの時間管理術」のご紹介です。

忙しいというのは本当に時間が足りないのでしょうか? 頭のCPUが輻輳していてそれを解放して行けば良いのかも知れません。「情報発信の時間がない」という方がいますが、これは習慣化の問題です。時間を掛けたのに売り上げが上がらないというのは仕事の設計の話です。

忙しいと感じるのは外圧に負けてやらされ感が出るときで、やることが沢山あっても、自分で管理している限り、忙しいと感じないものです。
映画を倍速で見る、ネタバレしてから見るということが、高校生から大学生くらいの世代で流行っています。これは、楽しむよりも、他の人と情報を共有するためではないでしょうか? 今の世の中、取るべき情報が多いので、急ぐのです。

時間管理の目的は、余裕の時間を作ることですが、余裕の時間を得て、何をするのか? 世の中には、お金、人間関係、健康など色々大事なものがあります。時間以外は人によってそれぞれですが、時間だけは皆24時間だから、足りなくなることがあるのです。お金で時間を買うこともできますが、1日は24時間だし、寿命があるので限界もあります。

時間を掛けることで、健康を維持したり、人間関係を広めたり、仕事の質を上げたりできます。時間管理のマトリックスでいう「緊急度は低いが重要度が高い」領域を実行するための時間が必要なのです。ここでは緊急度と重要度という2軸しか示していませんが、実際には拡大度(自分以外の他者への影響の有無)、感情度(やりたいかどうか)も含めた4軸が重要です。

できるビジネスパーソンは、タスクの見える化(あぶり出し)、うまい分割、優先順位付けを行っています。優先順位を付ける際には、この4軸
を考慮します。
人間の脳は、複数のことを同時にやるマルチタスクはできず、シングルタスクを心地良く感じるのです。コンサルタントの時間術とは、KISS(Keep it simple, stupid)の法則です。

24時間のうちで、何かを手に入れたければ、何かを削るしかありません。睡眠は削れません。テレビを何となく見ることの他に、自分と関係がなさそうな方との情報交換、お付き合い、意図なしに無料で何かをすることなどが挙げられます。外圧に負けず、嫌われる勇気を持つことが必要です。
(仲井 圭一)

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