年収300万円から脱出する「転職の技法」ワークショップ


今回は3月20日(月)に開催された、リベコの代表理事・森田昇さんによる講座「年収300万円から脱出する「転職の技法」ワークショップ」についてご紹介します。
 
森田さんの2冊目の著書が4月29日に出版されましたが、それに先立って実施されたものです。
 
転職は事前準備、即ち適切な会社を見付ける力を身に付けることが9割と森田さんは言います。事前準備を具体的にいうと、①転職の目的、②自己分析、③会社選びの判断軸、④応募先の選定 の4つです。
 
森田さんは、①目的として「年収を上げること」に注目しました。年収が高い会社は利益が出ているので、人的投資も行っていて私達も成長できる、良い仕事に巡り合える、ワークライフバランスも実現できると考えられるからです。
 
森田さんの転職遍歴が紹介されました。新卒で入ったIT業界から離れようとすると酷い目に遭い、またIT業界に戻るということを繰り返して来られました。今は独立されていますが、IT業界からは離れていません。
 
②自己分析とは、やりたいこと、できること、求められることの明確化と言われますが、年収を上げるための転職に関しては、「できること」だけ考えればいいと森田さんは言います。「できること」が、行動系、コミュニケーション系、問題解決系、ビジネス系の4つに分類して示されました。そこから自分に合うものを選ぶ際、リフレーミング(同じことでも視点を変えて、肯定的に表現すること)が役に立ちます。
 
③会社選びの判断軸として、ブラック企業かどうかがあります。ブラック企業の特徴も10個示されました。
 
④応募先の選定については、軸ずらし転職(ちょいスラ転職)の考えが紹介されました。今の業界、職種からかけ離れた仕事に移るのではなく、比較的近い業界、職種に移ることで100万円程度の年収増は可能というものです。
 
ワークショップの時間までは取れませんでしたが、5月以後別の機会が設定され、続きのお話が聴けるということも紹介されました。
 
森田さんの本をまだお読みでない方は、是非ご一読してみて下さい。
 

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(仲井圭二)
 

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