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2021/5/3 2000年続く理念、リベラルアーツ

【2000年続く理念、リベラルアーツ】

リベラルコンサルティング協議会の名称の元となっている「リベラルアーツ」。
耳慣れない人も多いかもしれませんが、「リベラルアーツ」は最近生まれた言葉ではありません。

非常に歴史が長く、深い意味が込められており、仕事やコンサルティングの場面で役立つ考え方です。

古代ギリシア・ローマ時代、リベラルアーツは指示を受けて働く肉体労働から解放された「自由人」にふさわしい教養として生まれました。

「自由人」は、指示を受けない代わりに自分で何をするかを決めなければなりません。その「自分で考えるために必要な教養」が「リベラルアーツ」の理念として、現在に続いているのです。

当時のリベラルアーツは、文法、修辞学、論理学という「言語に関連する3科」、算術、幾何、音楽、天文学という「数に関連する4科」からなる「自由7科」として構成されていました。

こと中世においては、「数に関連する4科」よりも「言語に関連する3科」の方が重視されていたようです。言葉は思考の中心となる道具であり、言語を通じて抽象的な思考や論理的推理力を磨くことを大切にしていたのです。


これは、そのまま現代でも通用する考え方ですね。


では、「数に関連する4科」は、なんのために必要なのでしょうか?

答えは、「次元」。

4科を次元ごとに分類すると、数学は一次元、幾何学は二次元・三次元、音楽は四次元、天文学はこれらすべてが集まっているもの。

4科は、ものごとの「次元」を捉えるために必要とされていたのです。
この「次元」ごとに“情報”を“仕分け”してから思考することは、古代ローマの哲学者にとっては当たり前のことでもありました。

次元の違うものごとを一緒くたにして、同じ軸で考えていても意味がないからです。

この思考は、コンサルティングの場面でも役立ちます。クライアントが行き詰まっている時、全く違う次元の物事を同じ問題として捉えているケースがあるためです。

この思考が当たり前になっていくにつれて、「同じ次元のものは結合する」「違う次元のものは結合しない」ということが、ありありとわかってくるはずです。


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一般社団法人リベラルコンサルティング協議会理事。 キャリアコンサルタントやコーチ、カウンセラー、士業に対して、ただ聴くだけではない、問題解決ができるコンサルタントへの育成と、稼ぎ方の実践を担う。https://liberal-consulting-association.com/