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【イベント】「畑と森と生物多様性」〜ガイドツアー&レクチャー〜

こんにちは、森と踊るのタケこと、赤塚丈彦です。
私は昨年から、森と踊るの新しいチャレンジとして「恩方くらしラボ」を始めました。私たちの森に続くなだらかな畑で、仲間と一緒にさまざまなやり方の自然農を始めています。
1年間やってみると、色々な体験がありました。そこにいる虫たちの息づかいに目を細めたり、植物たちの生命力の強さに驚いたり、いつの間にかできたモグラの痕跡に足をつまづかせたり、はたまた猿たちにまもなく収穫を楽しみにしていた野菜を食べられてがっかりしたり・・・
そしてなんといっても農薬も化成肥料も使うことなく、大きな野菜たちがたくさん実ったことが、一番の驚きであり、喜びでした。

同時に、とても実感したのが、おいしい野菜を育てるには、野菜そのものの育て方だけでなく、土やその中にいる菌、虫、大小さまざまな動物たちといったミクロな視点と、山から森、そして畑という里山全体をとらえる大きなマクロの視点の両方からその土地の「生物多様性」「生態系」に着目していく必要があるということです。
そこで今回は、「生物多様性」という観点から、私たちの畑の現状や、森とのつながりを観察し、これからさらに良くしていくために何ができるのかを学ぶことにしました。
せっかくの機会なので、もし同じように興味がある方がいらっしゃったら、ぜひ一緒に学びましょう!
 

<プログラム詳細について>

生物多様性とは、単に種の数だけではなく、人間も含めた生き物同士や環境との関わり(関係)がいかに多様かということ。
今回の案内人は「生物多様性」について日本や世界中を飛び回りながらその本質を伝え続けている坂田昌子さん。坂田さんはもう何年も私たちの森の調査を実施されていてこの土地を熟知しているので、その経験も踏まえて私たちを導いてくれます。
畑とその背後に続く森を坂田さんのガイドで歩いてまわり、感覚を開き、現地を巡ったあとは室内で解説を聞きます。つまり五感と頭をフルに使って畑と森と生物多様性について学んでいく1日です。
自然農に興味がある人はもちろんのこと、森、山、里山、生き物、生態系といった言葉にピンとくる方、平日開催になりますが、多忙な坂田さんから1日学べる貴重な機会です。
坂田さんの軽妙で奥深い話に引き込まれること間違いのない1日をご一緒して、自然への新たな眼差しを楽しく見つけていきましょう‼︎

◆お申込み

下記URLのページでお申込みください
https://hatamori20230825.peatix.com/

◆日時

4月25日(火)10:15〜16:30

◆場所

八王子市上恩方町付近の畑と森(午前)
恩方市民センター(午後)

◆集合場所

西東京バス「恩方中学校」バス停留所
JR・京王線 高尾駅北口から発車

◆解散場所

恩方市民センター
東京都八王子市西寺方町260-4
※徒歩圏内に高尾駅北口行バス停あり

◆参加費

8,000円(切株主・継続寄付者・おくラボメンバーは7,000円)
4,000円(中高生)
※小学生以下無料
※レクチャー時のスライド代(後日送付)含む

◆定員

20名(最小催行人数5名)

◆講師 プロフィール

坂田昌子
生物多様性ローカルアソシエーション代表、環境NGO虔十の会代表、CEPAジャパン理事。地元の東京都高尾山の自然保護を行いつつ、生物多様性条約締約国会議や国連持続可能な開発会議などにも継続的に参加。ローカルとグローバルをつなぐ環境活動に力を入れ、日本各地での講演活動や地域の生物多様性保全の取り組みへの協力を行っている。


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