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産後治療から産前産後治療へ


モリタ鍼灸整骨院副院長の松谷です

今回のブログのテーマは
『産後治療から産前産後治療へ』です

現在妊娠中の方やこれからの方、周りに妊娠している方がおられる方は
是非最後までお読みください。


出産を経験されている方が1度は聞いたことのある『産後の骨盤矯正』
産後の体を正常な状態に戻すために必要な治療です。

特に産後6週間までが大事と言われています。
この6週間のうちに骨盤調整と筋トレを行うことによって出産前の状態に戻っていきます。

ここで皆さんに覚えておいて欲しいことが『出産前の状態に戻す』というところです!!

当院を受診される妊婦さんは出産前より体の状態が良くなっていきます。

それはなぜなのか?をお伝えしたいと思います!

①モリタ整骨院の考え方

当院では骨格矯正であるカイロプラクティックの1つに当たる、
バイタルリアクトセラピーという治療を行なっています

このバイタルリアクトセラピーの理論の中で
人間の体が初めて影響(障害)を受けるのはいつか?

それは【出産】になります。

どのような影響(障害)を受けるかというと・・・

例えば…赤ちゃんがある一定の方向しか向かないとか

赤ちゃんの頭の形が左右で違うなどになります。

これは赤ちゃんの首(特に上側の骨)がねじれてしまうことで起こります。

原因は出産時の牽引です。

そのさらに原因は出産に時間がかかり過ぎていたりいきむ力が弱いことです

母体の状態によって個人差はありますが
出産にかかる時間は『改善できる可能性があります』

どうすればいいのか?
それは産前の骨盤を改善することになります


②出産時の知識

赤ちゃんはお母さんのお腹から出てくる際に体を捻りながら出てきます

この捻りに必要なお母さんの筋肉が骨盤底筋になります


聞いたことある筋肉だと思います、この骨盤底筋は
骨盤が歪んでいると機能が低下してしまいます。

骨盤底筋とは骨盤の下の方にあるハンモック状の筋肉になり、左右均等についていますこの筋肉が動くことによって赤ちゃんの頭を回旋させたり押し下げてくれます

例えば…
仙骨が前屈して胎児がスムーズに下降をします
その際の仙骨の前屈動作が骨盤を閉める動き、
いわゆる『いきむ』になります


赤ちゃんがスムーズに産道を通るためにはとても重要な筋肉になります

では実際にどのような状態がいいのかをご説明していきます


③産前治療の実際

ではまず下記の写真をご覧ください


当院を受診されている患者様の後ろ姿になります

どちらかが妊娠中(臨月)の写真になるのですが分かりますか?

正解は…



左側になります!

右側の写真は産後1週間の状態です

この写真を見て妊娠中だと分からなかったった方もおられると思います

骨盤底筋やその他インナーマッスル(体を支える筋肉)は
歪みと姿勢によって決まります

上記の姿勢をすることによって出産がスムーズにいきます

写真の患者様は分娩時間2時間だったそうです

他の患者様からは助産師さんに骨盤の形が変わっていて、何かされましたか?と問われた方もおられました


④骨盤底筋が機能しやすい姿勢とは?

最後に骨盤底筋が働きやすい状態にする為に

姿勢の改善が必須になります!


先ほどの写真をもとにご説明します


この姿勢を取るためには

①  骨格の歪みを取ること

②  各関節を機能的にする事(柔らかくする)

③  姿勢を理解し、意識すること

になります。


大事なことは『強くする事』ではなく

『使えるようにする事』になります!

  皆さん覚えておいてくださいね!!


まとめ

産前治療をすることで産後の状態が良くなる(母体)だけでなく
赤ちゃんの障害(首)からも守ことができます

結果的に大きくなってからの肩こりや腰痛、スポーツなどによるケガも防げる可能性があります(子どもの未来)

モリタ整骨院では産前治療をスタンダードにして
母子ともに健康な未来をお手伝いしていこうと思っています


最後に…

当院の治療は産婦人科の先生ご本人が産前産後治療を受けられ、ご推薦をいただいている治療になります

実際にレントゲンをとり視覚的な変化を体感されておりますので、間違いありません。


お問合せやご質問等ございましたら、いつでもご連絡ください。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。



<ご連絡先>
モリタ鍼灸整骨院
兵庫県神戸市東灘区田中町1-13-22-103号
078-436-3790

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