インプットの4分類
頭の中の整理用note。
ビジネスパーソンのインプットについて。
インプットを目的にすると「なんとなくいろいろな記事をうろうろ」とか「なんとなく話題の本を読んでみる」とかのアクションをして、インプットすることに満足してしまう時はありませんか?(僕はあります)
本来は目的に応じて「何をインプットするのか」を明確にした上でインプットをするべき。
じゃあ「何を」にはどんな分類があるのでしょうか?
※あくまで個人的な見解で分類しています。もっと良い分類が他にもあるかもです。
インプットには大きく4種類ある
業界や職種をまたいでも転用できる基礎部分がポータブルスキル。
ロジカルシンキングや経営フレームワーク、会計知識・語学などの基礎知識など。
1度身につけると大きな資産になる一方で、短期的には身につきづらいものでもあります。
いきなり実践では身につきづらいので、最初に全体感を学び、その後に実践の順番が身につけやすい。
記事などで局所的なインプットよりも、体系的に学べる本でのインプットが向いているのかなと思います。
より専門的なビジネススキル。
職種知識や業界知識など。
目の前で自分が向き合っている仕事にすぐに活かせるので、短期的に価値を感じやすい。
一方で、門外漢の領域でインプットはしにくい。実際の業務で課題感を持った上でインプットするのが効率的。
僕の場合は新卒採用を担当しているので、「採用」「人事」の知識はインプット効率がいいが、経験したことがない職種(エンジニアなど)についてはインプット効率がよくない。
最初は体系的に学ぶために本も良いが、自分の課題に応じた内容をインプットする上では記事(他社事例など)や詳しい人との情報交換などが効率的。
人間力を高める上で基礎になるのがマインド。
どんな仕事をする上でもスタンスの違いによって大きく差が出る。
特に若手のうちに身に着けておきたい。
歳を重ねるごとに周囲が指摘しづらくなったり、本人にもプライドがでてきたりすることで変えにくくなっていく。
インプット元は幅広く、経営者の自伝・キャリアについての記事など幅広くから学ぶことができる。
名作マンガなどからも学ぶものが多いと思います。
人間力に深みを増すのが教養。
歴史、心理学、アート、音楽などのカルチャーまで幅広く。
仕事をしていれば自分の関わる仕事(職種や業界)については関わっていない他者よりも詳しくはなる。一方で同業種・同職種内で長期的に差が大きく出てくるのが教養なのかなと。
新卒で学ぼうと思っていきなり身につくものではないが、逆に言えば若いうちから積み重ねないと一朝一夕では身につかない。
また、むやみに幅を広めるものではなく、自分が興味を持った分野を深めるのが良いかなと思う。
体系的に学ぶのであれば本などがいい。ジャンルや内容によって様々。
あとがき
一口に「インプット」と言っても色々あるような気がして分類してみました。分かる=分ける。
分類することで頭の中の引き出しも整理された気がします。
本当はこの4分類の中でさらい細かく分類もできそうですが一旦今日はここまで。
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