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笑顔とリラックスの集中

こんにちは、森田由美子です。
 
8月も残すところ数日になりましたね。
あなたにとって、今年の夏はどんな夏だったでしょうか?
9月も暑い日が続くと言われていますが、8月も末になると
やはり、夏は終わったと感じます。                                                                                                
 
夏の甲子園も終わりました。高校3年の夏、中学校の時の同級生が出場しているのを受験勉強そっちのけでテレビを観ていたことを思い出しました。
最近は、なかなか試合を観る機会はないのですが、今年は、たまたま決勝戦を観ることができました。
その時の球児たち、両校とも笑顔溢れる表情でプレーしているではないですか!
例えば投手、投球に入るまでは笑顔で、投球に入ると真剣な顔つきに変わります。その真剣な顔つきも、こわばり感がないといいますか、いい顔しているんですよね。
他の選手も、のびのびと楽しんでプレーしているような。観ているこちらも、つい笑顔になります。
ベンチから「口角を上げて!」とジェスチャーで伝えている選手もいました。
 
笑うことでナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化されて、免疫力が向上することが知られています。その他にも鎮痛効果、血流改善(肩こり等も改善)、血圧を下げる、血糖値上昇を防ぐ等。そして、笑うことで過度な緊張をほぐし、適度なリラックスを得ることもできるんです。笑うと目元や口元が緩みますよね。
そして、適度なリラックスを得ることで集中力が増します。これは、緊張しているときの集中よりも長く集中力を得ることができるようです。
 
実は、強みが発揮できているときも同じ状況だと言えます。強みは意識しなくても出てくる思考・感情・行動です。自分らしい・無理なくできる・自然とやっている、そんな感覚が強みを発揮できている状態です。
弱みを何とかしようと取り組んでいる時と比べてみると分かりやすいかもしれません。弱みは苦手感が強いので、おのずと構えたり難しさを感じたりしますから、笑顔やリラックスとは程遠いものがあります。
 
笑顔は、例えば人前で話すのに苦手感を持っている人が、人前で話さなければならないとき、又は数字が苦手な人が数字を使った仕事を任された時など弱みを要求されたときに、笑顔になったり笑ってみたりすることで、弱みではあるけれども、緊張がほぐれて取り組みやすくなるかもしれませんね。
もちろん、強みだと思っていることに取り組むときにも、この笑顔や笑いは自分の持っている能力をより引き出すのに一役買ってくれそうです。
 
「人は楽しいから笑うのではなく笑うから楽しくなる」、これはアメリカの哲学者であり心理学者のウィリアム・ジェームスの言葉です。
最近、「何もいいことないし楽しいこともない」という方は、まずは笑ってみませんか。
 
そして何より、笑顔であなたの能力をより発揮してほしいと思います。
 


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