あなたの弱点は「誰か」を輝かせる
人は誰しも弱点があります。
人に言えない重いものから、指摘されても笑って過ごせる軽いものまで、大小さまざまな弱点があります。
私の場合、「詰めが甘い」という致命的な弱点をもっています。仕事において、この弱点は、『うっかりミスです。すいません!』で許されないことが多く、私を含め周囲の悩みのタネです。
そんな弱点は、わるもの扱いされてしまうことが多いです。
弱点があれば、それを改善するように自己成長をうながされ、自分の弱点を克服するために、誰れもが努力をします。
しかし、もし私たちが『弱点』を肯定することができれば、それは私たちにとって良い結果をもたらしてくれるかもしれません。
”できる自分も良いですが、できない自分も実は素晴らしいのです。”[マーケティングとは「組織革命」である。]より引用
【再び登場】スーパーマーケター森岡 毅さん
私のnoteに何度も登場する森岡 毅さんの著書で、弱点はあつかい次第で、人を活かすチャンスになると説明されています。
※森岡 毅さんとは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させたスーパーマーケターで、現在は「刀(かたな)」という会社のCEOです。
弱点が人を活かすチャンスになるとは、一体どういう意味でしょうか。
”自分の弱点は人を活かすチャンスでもある。その弱点を埋める人の存在にスペースを作り、力を引っ張り出す自分も同時に光らせます。・・・誰しもが、自分を活かせる場所を欲しているからです。”
つまり、自分の弱点を補ってくれる人に存在意義を生み出し、その能力を活かすことでお互いにとって良い影響があるという関係、Win-Winの関係を作り出すことが可能です。
私の場合、詰めの甘さをフォローしてくれる方が上司である社長にあたります。社長は、報告・連絡・相談を必ず求めます。(ホウレンソウについてのnote記事)
社長への報告・連絡・相談によって、私の詰めの甘さを補い、仕事を円滑に進めることができています。社長にとっては、会社の売上に直結するので、Win-Winの関係になっています。
私の例が良い例とは言いづらいですが(上司と部下なら当然の話なので)、お互いが良い影響を及ぼしていることはわかっていただけると思います。
まとめ
私たちには、「得意分野」と「どうしようもない弱点」が存在しています。その自分の弱点を直視できると、それを補ってくれる人のありがたさもわかるようになってくるのです。
もちろん、自分の弱点を克服する努力は必要です。そのために、日頃の習慣をあらためて弱点を減らすことを継続しなければいけません。
しかし、それでもどうしようもない弱点は人に補ってもらうことも必要です。それには、自分のプライドを捨てて、人の話を素直に聴く姿勢が大事になってきます。
弱点を肯定してあげることで、人との関係も良くなり、自分に関わる人を輝かせることができるようになります。すると、あなたも一緒に輝き始めます。
ありがとうございます!