なぜ君の仕事は遅いのか。デキる先輩から学んだ“考えているフリ“をやめる6つの方法 vol.3 10分考えて分からなかったら聞け
こんにちは!マネーフォワードでHR領域のQAエンジニアをしている森田です。
今回は、考フリやめ方(かんふりやめかた。「“考えているフリ“をやめる6つの方法」の略)の3つ目になります。
何をしたら良いのか分からない・・・_| ̄|○ ガックリ
...って30分ならまだしも、何時間も考え込んでいませんか?
その間の時間、何もアウトプット出てないですよね?
その数十分、数時間は、考えているフリです。
個人的な感覚ですが、10分考えて出てこなかったら、それ以上考えてもアイデアは出てきません。そんな時は先輩や上司、有識者に質問・相談しましょう。
10分考えて分からなかったら聞く
5分なのか10分なのか15分なのかは、個人の好みで良いと思います。ただ、30分は長すぎです。なぜなら30分あれば別タスクを終えることができるからです。
※vol.1 頭を使うタスクと手を動かすタスクを分けよ と、次回の「vol.4 30分で終わるタスクはすぐ着手せよ」も参考にしてください。
ただし、聞く際にも気をつけたいポイントがあります。
内容の理解が追いついていない場合は、分からなかったポイントに、"自分の理解"をプラスする
このような疑問が生じた場合は、その瞬間に聞くのが正解です。相手と以心伝心しているならまだしも、基本的に自分と他人でイメージしているものは違うからです。
「ここの部分ってどういうことですか?」と聞くだけでなく、「これってAという意味だと思っているのですが、合っていますか?」というふうに、「自分の理解」をプラスしましょう。
そうすることで、自分の理解のどの部分が間違っているのかが相手に伝わりやすくなります。
一発で理解できなくても良いのです。理解のズレが発生していることをお互いに認識し、すり合わせて行けば良いだけですから。
「どうしたら良いですかね?」ではなく、選択肢を用意する
「○○の件って、どうしたら良いですか?」と聞くのはあまりよくありません。なぜなら、何をすべきかの選択肢から全て相手に考えさせる質問だからです。
「A,B,C案とそれぞれのメリット・デメリットを考えてみました。私はA案が良いと考えているのですがどう思いますか?」というふうに、選択肢を用意しましょう。
そうすると、聞かれた側は、判断するだけになり、脳みそへの負荷がかなり減ります。
何をしたら良いのか全然思いつかない時は、ブレストの時間を確保する
選択肢すら用意できないくらい、何も思いつかない時ってありますよね。そんな時は立ち話ではなく、何名かで集まって、きちんとブレストする時間を取りましょう。
一人では全然進まなくても、周りの人の力を借りれば思考が進むことも多々あります。
自分一人でやりきる必要は必ずしもありません。大事なのは、掲げているゴールを達成するために、取れるあらゆる手段を取ることです。
社内に聞ける人がいないのであれば、スペシャリストを採用すれば良いと思います。私は、少ない人数で爆速前進するために、壁打ち(アイデアや悩みを相談)できる方を見つけ出しました。
聞ける相手を作っておくことも大事なことですね。
おわりに
今回は、自分で考える時間をあらかじめ決めておき、だらだら考えない=考えているフリの時間をなくすことと、聞く時のコツについてお話しました。
この行動の背景には「仕事が速いとそれだけで価値がある」という価値観があるのだと思っています。
同じ出来の成果物であれば、1日かけて明日提出するのと、後回しにして同じ1日かけて来週提出するのでは、前者の方が仕事が速いし、かっこいいと思っています。
その考え方、もったいないです。
ということで、次回は、タスクを後回しにするリスクと対処法についてお話します。題して「30分で終わるタスクはすぐ着手せよ」。
マネーフォワードのHRでは、引き続き、SETとQAエンジニアを募集しております。
こんな仕事の進め方に興味を持っていただいた方、共感していただいた方、カジュアルにお話してみませんか?ご連絡お待ちしております〜。
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