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なぜ君の仕事は遅いのか。デキる先輩から学んだ“考えているフリ“をやめる6つの方法 vol.1 頭を使うタスクと手を動かすタスクを分けよ

こんにちは!寒いのが苦手な森田です。(暑いのも苦手です)

最近同僚の方々から「時間がない中でどうやってアウトプットを出しているんですか?」という嬉しいお言葉をいただくことが増えてきました。

今回は、仕事をするにあたって、日頃から気をつけていることの1つを紹介します。

前提

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私も社会人なりたての頃は、全然仕事が終わらず、時間でカバーするスタイルの働き方をしていました。
周りのデキる先輩は、自分よりもはるかに短い時間で、多くのアウトプットを出していました。

一体自分と何が違うのだろう?

そんな中、当時の上司から言われたことの1つが、「頭を使うタスクと手を動かすタスクは分けなさい」という話でした。

背景

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頭を使うタスクと手を動かすタスクでは、脳の使い方が違います。(あくまで個人の感覚の話です)
なので、それらを同時並行で進めると効率が悪くなります。

頭を使う → 手を動かす → 頭を使う → 手を動かす →頭を使う → 手を動かす
頭を使う、頭を使う、頭を使う → 手を動かす、手を動かす、手を動かす

脳みそのスイッチングコストがかかるイメージです。

そこで、頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分けて、実行する」ことにしました。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」

スクリーンショット 2021-12-21 18.53.08

「自チームの半期目標の設定」を例にして説明します。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 1

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 2


あれもこれもと頭の中で考えていても、同じような内容が堂々巡りするだけで、思考が進みません。私はこれを「考えているフリ」と名付けています。

頭の中のごちゃごちゃを全て吐き出して、頭の中を空っぽにすることが大事です。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 3

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 4

脳みそに汗をかきながら考えましょう。
きれいに書く必要はなく、後で自分が読んで理解できれば良いです。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 5

ここの段階でも、きれいに書く必要はありません(会社の文化にもよりますが)。
考えたことを伝えて、上司と自分で方向性をすり合わせることが重要です。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 6

ここでも、ウンウン唸りながら、脳みそをフル稼働します。
大体どこの組織でも人が足りないので、プロジェクトの優先度を考えながら、目標を決めていきます。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 7

目標からブレイクダウンして、各月でどこまで達成できていれば順調なのかのマイルストーンを決めます。
ここの内容は、チームメンバーとの進捗確認や達成度合いの認識を合わせるのにとても役に立ちました。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを「分ける」 - Frame 8

この段階で待てよ?とか考え出すのはNGです。書きながら考えるのは「考えてるフリ」の初期症状です。​​

違和感や問題点があったら、「頭を使うタスク」として「分け」ましょう。

頭を使うタスクと手を動かすタスクを分けて、「実行する」

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「分かる」は「分ける」という言葉から来ているそうです。
タスクを分けることで、タスクの解像度が上がります。つまり、「分かる」ということですね。

タスクが分かってしまえば、あとは実行のみです。

頭を使うタスクは、自分が一番集中できる時間帯に実行します。
手を動かすタスクは、それ以外の時間で実行します。

タスクが細切れになっているので、MTGの隙間時間でも進めることができますね。

おわりに

仕事をするにあたって、日頃から気をつけていることをリストアップしたところ、10個ほど出てきました。

今回はその中でも、“考えているフリ“をやめる6つの方法の1つを紹介しました。同僚に言われて、そういえば無意識にやっているな〜と気づいたものです。

慣れるまでは意識して行う必要がありますが、急がば回れ
時間をかけて習得した思考や行動は長くて強固な強みになるんだと思います。

新卒1年目で大量のタスクに埋もれていた中で、タスクの分け方を学んだ私は、次に、自分の能力に対してちょこっと難易度の高い業務がアサインされます。

私はこんな状態に陥りました。

・依頼されたこの業務のここの部分ってどういうことなんだろう?
・企画内容を考えているけど、いい案が思いつかない・・
・問題の解決方法が全然見当がつかない
・問題を見つけたけど、全然原因が分からない
・もはや何をしたら良いのか分からない

どのように乗り越えていったかは、次回のお楽しみ!
すぐに聞きたいよという方は、ぜひカジュアル面談しましょう!(笑)

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