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【高齢者】就業が必用な「簡単な介護サービス」がある「2-1」

Ⅰ:三重県での高齢者の就業を「介護就業」で成功した実例から考えてみると…

元気高齢者を簡単な介護を担当する「介護助手」として採用した…

「アクティブシニアをうまく活用」している…

◆介護職として元気高齢者さんを活用での成功内容は、大きく2つありました…

  1. 介護職の業務を切分け細分化し、その 細分化した 業務のうち、比較的簡単な単純作業の部分を 担う 「介護助手」 と いう活用の導入することができたことは、高齢者の介護就業障壁を大きく下げました。

  2. 「 介護助手」 の担い手として、行政と地域の介護事業者が 元気 高齢者 を積極的に採用促進し、同時に働く環境を整えたことです。

◆結果として良い傾向がみえてきています…

  1. 介護職員さんが本来の介護業務に専念できる体制 が構築できた。

  2. 介護職員さんの人材不足にも一躍(雇用の創出) できた。

  3. 高齢者さんの介護予防・閉じこもり予防的な役割ができ、健康寿命の促進 が可能と推定されるようになった。

Ⅱ:元気高齢者『 介護助手 』就業で成功した 三重県モデルからみえてきたことは… 

<何が変わったか?>

◆大きく3つのことが大きく変わった…

  1. 「周辺業務」を担当してもらうと、「介護職」の方が専門特化の業務ができるよになった。

  2. 地域の高齢者が、自分に合った時間に近くで働ける新たな就職先になった

  3. 働きながら、地域の中で社会参加できて、高齢者の「健康維持」・「介護予防」につながった。

このように、高齢者が地域に大きく貢献することができるようになりました。

Ⅲ:2040年頃を展望した高齢者の課題から考えても?

<厚労省資料から下記ような課題が見えてきます>

◆人口構造の推移をみると
 2025年以後「高齢者の急増」から「現役世代の急減」に局面が大きく変化します。

 2025年以後の現役世代の人口急減という新たなる局面における課題への対応が必要になってきます。

 現役世代の減少は高齢者を支える人口が減少することを意味し、現役世代のみに頼らない、新な体制が必要になります。

 高齢者が高齢者を支える社会が必要な時代になります。

【厚生労働省の資料を参考】

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<大きな課題があります>

◆2025年に向けて介護人材が大きく不足することです!
 
2025年度までには介護人材は約55万人も不足を推定され、今後年間6万人程度の介護人材増加を維持する必要があります。

 現在状況は介護人材の必要目標人数を確保ができず、コロナ環境下でも有効求人倍率は以前高い数字であり、離職率も高い数字を維持しています。

 国は、介護職員の処遇改善、多様な人材確保・育成、離職防止・定着促進・生産性向上、介護職の魅力向上、介護人材の受け入れ環境整備などの総合的な介護人材確保対策に取り組んでいますが?

⇒いまだに、多くの課題を抱えています

【厚生労働省の資料を参考】

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<高齢者の就業意欲は高いので介護就業でも期待できる>


◆60歳以上で仕事をしている者の約80%が
 65歳を超えても働きたいという意欲を持っているので、行政と事業者が連携して、この意欲を少しでも介護事業就業に促進する必要があります。

 また、60歳以上から74歳の者の就業率は男性・女性ともに年々上昇傾向にあり、特に女性の上昇率が大きいのが現状ですので、多くの就業先を確保する必要があります。

 介護事業でも高齢者の働きやすい環境整備を促進し、多くの女性高齢者の就業を促進をするべきです。

 加えて下記の資料にあるように、豊富な知識と経験はあるが身体的・精神的にも加齢に伴う心身機能が低下しますので、その対策が必要な点には注意が必要になります。

◆厚労省の資料を参考に添付しておきます。

【厚労省の資料】

就業意欲が高い (4)


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◆★★高齢者の就業が成功した「介護施設」がある…「2-2」★★★
★★ここをクリック:

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