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救急車は無料じゃなかった

もう、何年か前の話になりますが、ある日目が覚めるとめまいがして起きられませんでした。寝ていても部屋がぐるんぐるんと回っている感じで、どうしたものかと思っていましたら、女房殿が119番に電話して救急車を呼んだ方が良いか聞くと言います。

どこで聞いたのか、119番に電話して症状を言えば、救急車を呼ぶ必要があるかどうか教えてくれるというのです。僕は、救急車なんか呼ばれるのは御免こうむると思っていたので止めてくれと言ったのですが、女房殿は聞くだけだから大丈夫と119番に電話してしまいました。
 
そしたら、有無を言わせず、あっという間に救急車が来てしまった。
 
来てしまったものはしょうがない、ただ帰ってもらう訳にも行かず、僕はそのまま救急車で病院送りとなってしまいました。

症状については、中高年には良くあることで心配ないとのこと。念のため、気分を落ち着かせるんだったか何だか忘れたけど、何かを点滴されてたらめまいも治って、あとから来た女房殿の車で家に帰りました。

さて、その際の支払いですが、時間外料金とかいろいろかかる他に救急車の料金もかかると請求されました。もう金額は忘れましたが、タクシーで来た方がよっぽど安い料金でした。びっくりした。

世の中に、救急車をタクシー代わりにする人がいて問題になっていると聞いたことがありますが、救急車は無料ではありませんでした。タクシーよりはるかに高いです。緊急でなければ、迷わずタクシーを使うことをお勧めします。救急車の使用料金はすごく高いと大々的に周知すれば良いのに。

ちなみに、急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、専門家からアドバイスを受けることができるのは救急安心センターで、7119番です。女房殿は、頭の7を抜かして覚えていたんですね。早速、電話のそばに番号を書いて貼っときました。

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