老野杜介

日頃の生活の中で、僕が考えたこと感じたこと体験したこと等を綴っていきたいと思います。

老野杜介

日頃の生活の中で、僕が考えたこと感じたこと体験したこと等を綴っていきたいと思います。

マガジン

  • 心が軽くなる。気持ちが前向きになる。

    これまで書いた記事の中で、心が軽くなったり気持ちが前向きになるような記事を集めてみました。少しでもお役に立てればうれしいです。

  • 尿路結石治療体験記

    尿路結石の治療でエライ目に遭ったので、ご参考まで私の体験したことを書いておきます。

最近の記事

「少女マクベス」を読んで

「少女マクベス」(降田 天)を読んだ。面白かった。演劇を専門に学ぶ学校を舞台とした少女たちの物語で、ミステリーなのだが単に犯人捜しが繰り広げられるのではなく、犯人捜しを縦糸にして若い彼女たちの物語が綴られていく。 実は、マクベスだのシェークスピアだの演劇についてはあまり興味がないので期待しないで読み始めたのだが、すぐ引き込まれた。マクベスや演劇について知ってる方がより深く楽しめるのだろうが、知らなくても何の問題もない。かえって、主題になっているマクベスを読んでみたくなった。

    • 金木犀の香り

      庭に出ると、ほのかに甘い香りが漂ってきた。これはもしやと思い金木犀の木を見てみると、やはり小さな花が膨らみだしていた。 まだ色は白っぽいが、しっかり甘い香りを放っている。翌日には、もうすっかりオレンジ色の花を満開にし、庭を甘い香りでいっぱいにした。 この時期、街中が甘い香りに包まれる。ほっと落ち着くような笑顔になる香り。どこに咲いているのかちっとも見えないが、香りがその存在を教えてくれる。 でも、そんな香りに包まれているのもあっという間。1週間も経たないうちに香りが薄く

      • 急激に寒くそしてまた暑く

        先週後半の大雨で夏の熱気も洗い流され、一気に気温が下がった。最高気温は30℃近くあったものが10℃位下がり、朝の気温も10℃を下回る日があった。あまりの気温の変化に身体が対応できない。 寝る時はタオルケット1枚程度で寝ていたのが、あまりの寒さに掛け布団を引っ張り出し、パジャマも長袖に替えた。それでも寒くてよく眠れず、冬用の毛布も引っ張り出した。これでなんとか暖かく寝ることができたのだが、今週も後半に入ってまた暑くなった。 日中は、せっかく引っ張り出した厚手の長袖ではとても

        • 夜のちん入者

          夜、部屋でくつろいでいると、居間の方から女房殿の叫び声が聞こえる。と、部屋にやってきて、虫が飛んでいる、いや鳥が飛んでいると騒ぐ。そんな訳がないだろうと行ってみると、なるほど確かに何か黒いものが飛んでいた。 良く見てみれば、それはコウモリだった。体長10cmくらい。羽を広げると20cm以上あるだろうか。 コウモリなんて見るのは、久しぶりだ。最後に見たのはいつだったろう。子供の頃は、夕方になるとたくさん飛び回っているのをよく見たものだが、それ以来見た記憶がほぼない。 さて

        「少女マクベス」を読んで

        マガジン

        • 心が軽くなる。気持ちが前向きになる。
          7本
        • 尿路結石治療体験記
          10本

        記事

          庭の片隅で見つけた宝石

          庭の片隅で、芋虫が葉っぱの裏側にぶら下がっていた。全身にとげとげのある黒い芋虫だが、羽化すると明るい茶色に黒い斑点のある蝶になる。ヒョウモンと言う蝶の仲間らしい。 こんなところで何をしているのだろうと思ったが、もしかしてと翌日見たらやはりサナギになっていた。 一晩でまるっきり姿が変わっていることに驚いたが、良く見ると背中にとげがあり、そのうち頭側の10個ほどが日の光を反射して輝いている。それはまるで宝石の輝きのようだった。冒頭の写真がそれである。 へたくそなのでうまく撮

          庭の片隅で見つけた宝石

          米騒動

          近頃、ニュースで米が不足していて買えないと言う話をよく聞いていたが、まるっきり人ごとだと思っていた。が、先日女房殿が買い物から帰ると、スーパーでお米が売ってないと騒ぎ出した。 ここ米どころの山形でそんなことがあるはずがないと真に受けなかったが、スーパーに行ってみると本当に売ってなかった。お米の棚が、空っぽになっている。 うちのお米も残りが少なくなってきていたので、女房殿からの命により、お米を求めてスーパー、産直所、ドラッグストアとあちこち探し回った。しかし、どこにも見当た

          8月も終わり

          8月が終わる。夏も終わり。暑いのはもう勘弁して欲しいけど、夏が過ぎ去るのはさみしい。 日が暮れるのがいつの間にかずいぶん早くなり、7時過ぎまで明るかったのが、今では6時には暮れだし6時半にはもうすっかり薄暗くなっている。 そう言えば、夕暮れになってもヒグラシの声を聞かない。子供の頃は、ヒグラシの声を聞くと夏の終わりを感じたものだが、聞くのはミンミンゼミとアブラゼミの声だけ。ツクツクホウシの声も、いつの頃からか聞いてない。どこに行ってしまったのだろう。 そんな蝉の声も段々

          8月も終わり

          降る降るサギ

          昨日今日と、最高気温36℃と異常に暑い日となった。天気予報では、こんな気温になるとは言ってなかったのに。 というか、そもそも天気予報では先週の半ばからずっと雨の予報だったのに、前日には曇りになり当日には晴れに次々と変わっていった。今日も雨の予報だったのが、ピーカンの晴れになった。降ると言って結局降らない降る降るサギだ。 この先ずっと雨の予報だから水まかなくても良いかなと言う日が、結局雨の降らないまま続き、家庭菜園も干からび始めている。 今日も降ると言っていたのに結局降ら

          降る降るサギ

          やっと梅雨明け

          8/1、ようやく梅雨が明けた。例年より1週間ほど遅く、8月に入ってからの梅雨明けは4年振りだそうだ。 今年は梅雨入りが10日ほど遅かったが、梅雨明けも結局1週間ほど遅かったから、梅雨の期間は結局例年並みになった。 それでも、梅雨明けが遅いとなにか夏を損したような気がする。8月に入ると夏も本番で、それと同時に終わりも意識されてくる。 やっぱり7月のうちから梅雨が明けて、夏休みどうするかとか考えながら夏をたっぷり満喫するのがいい。 家庭菜園の野菜もようやく実を付け始めたが

          やっと梅雨明け

          梅雨が明けない

          もうじき7月も終わり8月になるというのに、梅雨が明けない。今年は、梅雨に入ったのが6月下旬と例年より10日ほど遅かった。今年の梅雨は短いかなと期待したが、来週もずっと雨の予報で、もうしばらく梅雨は明けそうにもない。 先日、庄内地方と最上地方を中心に、大雨特別警報という聞いたことがないようなレベルの大雨が降った。家が浸水した状況等のニュースが流れたが、これから田畑等の被害状況も徐々に明らかになってくるだろう。 庄内地方は平野が広がる一大水田地帯で、毎年美味しいお米がたくさん

          梅雨が明けない

          人間ドックは健康に悪い

          健康を維持するため、毎年人間ドックを受けている。人間ドックを受ける度に思うのだが、人間ドックは健康に悪い。胃の検査を受けるために当日の朝は何も食べらず、水も飲んではいけない。 夏の暑い時期に受ける場合は、これはきつい。寝ている間に寝汗をかいてのどがカラカラになっているのに、水を飲んではいけない。ほぼ脱水状態で病院にたどり着き、胃の検査が終わるまで我慢しなければならない。人数が少なくてすぐ終わるならまだましだが、人数が多くて時間がかかる場合は相当耐えなければならない。つらくて

          人間ドックは健康に悪い

          字がめちゃくちゃ汚くなった

          先日、申請書を書くために久々にペンを使って字を書いた。ふだん何か書く時は、パソコンだったりスマホだったりして、書くと言うよりは入力することばかりになっている。たまに、ちょこちょことメモ用紙にメモ書きすることはあっても、ちゃんと字を書くのは久しぶりだった。 さてと書き始めたが、ペンへの力のかけ具合が良く判らない。変に力んでいる。これはいかんと力を抜くと、グニャグニャと線が曲がる。ダメだ。汚い。小学生からも笑われるような汚い字しか書けなくなっている。恥ずかしい。 パソコンやス

          字がめちゃくちゃ汚くなった

          食べる順番に意味はあるのか

          血糖値の急な上昇を避けるために、まず野菜から食べるといいと言う話がありますが、本当に効果があるのでしょうか。 血糖値は、食べたものが消化され小腸で吸収されると上昇するとのことです。先に野菜を食べても、その後ご飯やらおかずやらを食べると、胃の中でごちゃ混ぜになるような気がするのですが。 まあ、先に食べた野菜が胃の下に沈んで先に小腸に入るとして、その後ご飯やらが続いて入ってくるので、その時間差はどれくらいあるのでしょうか。血糖値の急激な上昇を抑える程度の時間差があるのでしょう

          食べる順番に意味はあるのか

          サクランボの季節

          サクランボが、赤く色づき始めてきました。ハウスではもう真っ赤に熟して、サクランボ狩りも始まっています。山形は、サクランボの一大産地。 親戚等にサクランボ農家がいる人も多く、割れてたり双子になってたりして売り物にならないものをもらうそうで、サクランボはもらうもので買うものではない。買ったことがないという人もいるようです。 そんな家の子供たちは、食べ飽きているのか見向きもしない。誰も食べないので、余って困るという話も聞きます。うらやましいいです。 割れていようが双子になって

          サクランボの季節

          栄える会社は

          社員を大事にする会社は、栄えます。大事にされていると思えば、その思いにこたえたいと思って働くし、元気で明るく雰囲気が良い。活気がある。 それが店とかお客さんを相手にするところなら、その良い雰囲気がお客さんにも伝わる。お客さんも、良い気分になる。お客さんは商品やサービスだけをみて買っている訳ではなくて、やっぱりその場の雰囲気も味わいたくて選んでいると思います。 社員を大事にしていない会社は、社員が疲れているし雰囲気が悪い。お客さんへの対応・サービスも悪い。不快な気分になる。

          栄える会社は

          一年で一番美しい季節

          山形は、花の咲き誇る良い季節になった。自転車ふらふら日より。田んぼには水が張られ、まだ白い雪を山頂に残した月山を水面に映し出している。 川沿いのサイクリングコースを走れば、アカシアのフレッシュで甘い香りが漂ってくる。アカシア蜂蜜の匂い。アカシアの花の蜜からできるのだから当たり前なのだが、あまりに蜂蜜の香りそのものなので、おもわず唾液が湧いてきそうになる。 アカシアの白い綿毛が舞っている。それは、冬の到来を告げる雪の華が舞っているかのよう。初夏の到来を告げるような陽気の日に

          一年で一番美しい季節