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庭の片隅で見つけた宝石

庭の片隅で、芋虫が葉っぱの裏側にぶら下がっていた。全身にとげとげのある黒い芋虫だが、羽化すると明るい茶色に黒い斑点のある蝶になる。ヒョウモンと言う蝶の仲間らしい。

こんなところで何をしているのだろうと思ったが、もしかしてと翌日見たらやはりサナギになっていた。

一晩でまるっきり姿が変わっていることに驚いたが、良く見ると背中にとげがあり、そのうち頭側の10個ほどが日の光を反射して輝いている。それはまるで宝石の輝きのようだった。冒頭の写真がそれである。

へたくそなのでうまく撮れなかったが、実物は本当にまばゆいばかりに輝いていた。本当に、宝石のようだった。

なぜこんな風に輝いているか分からないが、恐らく鳥等に食べられないように脅かしの意味があるのではないだろうか。

それにしても、この美しさといい一晩でまるっきり姿を変えてしまうことといい、自然は、生命はすごいなと思った。

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