山形の冬の味～ひっぱりうどん

寒い冬は、熱々のひっぱりうどんが食べたくなります。山形の内陸部の一部で食べられているもので、釜揚げうどんのようなものです。乾麺のうどんを鍋で茹で、そこから各自うどんをはしで取って（鍋から引っ張ってきて）すき焼き宜しく溶き卵と納豆を混ぜたたれ？に付けて食べるものです（たれと呼んだことは無いのですが、何と言っていいか分からないのでここではたれとしておきます）。

たれは、基本的に卵と納豆とめんつゆもしくは納豆添付のだし醤油を入れ、ここにサバ等の缶詰を入れます（お好みでシーチキンでも鰯の缶詰でも良い）。僕は、サバ缶だと生臭くなって嫌なので、鰹節を入れます。また、刻んだネギも美味しいです。

たれの作り方ですが、まずめんつゆもしくは納豆添付のだし醤油を入れた納豆をよくかき混ぜて粘りを出し、ここに生卵を入れて更によくかき混ぜます。泡だって、ふわふわになるくらいまでやるのがおいしさの秘訣です。そこに刻んだネギとサバ缶（もしくは鰹節）を入れ更に混ぜます。ここに、鍋で茹でたうどんを鍋からそのまま箸で取って食べます。

シンプルな料理ですが、これがうまい。手間もかからないので、お勧めです。